連日猛暑というより酷暑という感じの暑い日が続いていますね。こんな暑さの中、飲むものと言えばビール! という方も多いのではないでしょうか? でも毎晩ビール……悪くはないけど他のものも飲みたいかも……そんなことを思うことはありませんか?
そんなあなたにおすすめするのが、辛口スパークリングワインです。辛口で炭酸が入っているからすっきり。おつまみだって、むつかしく考えなくて大丈夫。ありあわせのものをちょっと一工夫で、十分スパークリングワインに合うおつまみになります。
ということで、スパークリングワインの特徴と、それに合わせた簡単おつまみをご紹介します。
Contents
こんな方におすすめ
- 暑い! でもビールはそろそろ飽きてきた!
- ビールばかりだと、なんだかおしゃれじゃない
- いつも同じものって、どうなのよ
- スパークリングワイン、飲みたいけどおつまみとか考えるのが面倒
- あるものでちゃちゃっと済ませたい
- 仕事終わって帰ってきてからでも、ぱっと作れるおいしいおつまみってないの?
スパークリングワインとは
泡(炭酸)の入ったワインの総称です。フランスのシャンパンが有名ですね(シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で作られる製法やブドウ品種が厳しく定められた基準をクリアしたものです)
それ以外だと、スペインのカヴァやイタリアのスプマンテなど。聞いたことがある名前も多いかも知れませんが、これらの総称、スパークル=ぱちぱちした、発泡した ワインがスパークリングワインです。
味わいは甘口から辛口まで、さまざまです。色も白が圧倒的に多いのですが、ロゼや赤もあります。今日のレシピは、辛口の白スパークリングワインに合うおつまみのレシピです。
簡単ハーブきゅうり
この時期、きゅうりが美味しいですね。まさしく今が旬。お野菜が取りたくもあるし、ということで冷蔵庫には1~2本ある方も多いのではないでしょうか?(3本とかで売られていることも多いですしね)
そんなきゅうり、どうやって食べていますか? 切ってマヨネーズ? 酢の物? そんな延長で簡単にワインに合わせるこちら、塩をして混ぜるだけ。
材料
ハーブソルト 適量
オリーブオイル 大さじ1
作り方
きゅうりはピーラーで皮をむき、塩(分量外)を振り、少し置いて水分を出します。
キッチンペーパーで拭いて、大まかに塩を落とし、乱切りに。
ハーブソルトとオリーブオイルを掛け、軽く合えれば出来上がり。クミンシードがあれば、夏っぽいさわやかでスパイシーな風味がアップします。
合わせるポイント
スパークリングワインや白ワインにはハーブの風味がよく合います。ハーブソルトはガーリックなどの入っていないものがおすすめ(好みです!)
また、ただの塩コショウでもよいのですが、それだとちょっと寂しい感じになります。(ずいぶん前にハーブソルトを比べた記事を書いてます、もしよろしければどうぞ「ハーブソルトを食べてみた」(以前書いたアメブロの記事になります)
もし選べるならグリーンのハーブの強いハーブソルトがおすすめです。
カマンベールのピザ風
こちらは以前「あると便利でぐっと格上げ おすすめ冷凍ストック素材3つ」でご紹介した冷凍パイシートと加工肉を使ったスパークリングワインおつまみです。
材料
ベーコン 36g(ハーフパックになっているものを1パック使用しました)
カマンベールチーズ 半分
ハーブソルト もしくは塩コショウ 少々
作り方
冷凍パイシートは解凍しておきます
ベーコンは3cm幅に切り、少しフライパンで焼いておきます
パイシートに、細かく切ったカマンベールを並べます。なるべく凸凹にならないように並べるのがコツです
その上に焼いたベーコンを並べ、軽くハーブソルトもしくは塩コショウ(塩分が気になる方は、コショウもしくはホワイトペッパーのみでもOK)を掛けて、オーブントースターで焼きます
15分だとちょっと焼き過ぎましたね、ということで、この焼き加減はお好みで(黒く見えるかも知れませんが、ちゃんと食べれるカリカリ具合でした)
合わせるポイント
カマンベールチーズはやわらかい味わいが特徴のチーズです。ということで、白ワインからやわらかめの赤ワインまで、ワインには合わせやすい食材です。ですがその反面、スパークリングワインに合わせるには少しアクセントが欲しいというか、もう少しメリハリが欲しいというか。そこで、クリスピーベーコンをオン。このベーコンが味わいでも食感でもアクセントになるんです。
冷凍パイシート、カマンベールチーズ、と脂分の多い食材なので、ベーコンは一度焼いて、少し脂抜き。さっきのきゅうりと違ってコショウを使うことで、このボリューム感とのバランスを取ることがポイントです。
コンビニからあげアレンジ
ピザ風はハードルが高い? ですよねー。それすら作りたくない、という方にはコンビニのホットメニューの定番、唐揚げをスパークリングワイン用にちょい足しで。
材料
- A 山椒(粉) 割合 2
- A ホワイトペッパー 割合 1
- A 塩(ミネラル分の豊富な粗塩) 割合 1
作り方
コンビニからあげは、冷めてしまっていたら、オーブントースターで温めましょう。
かりっとした感触を取り戻せるよう、レンジではなくトースター機能がおすすめです。
調味料はAを合わせておきます。温めたからあげに掛ければ、いつものからあげが、風味の良いスパークリングワインに合う味わいに変身です。
合わせるポイント
通常のコンビニからあげ、ホットメニューの定番ですよね。そのままでも美味しいけれど、スパークリングワインにはちょっと足りないものがあります。それが「カリっと感」と「さわやかさ」
コンビニ各社によって味付けとか揚げ具合とかは違うので一概に言えませんが、衣に「カリっと」感があると、スパークリングワインにがぜん合ってきます(ここまではビールもいっしょですよね)
で、もう一つ欲しいのが「ちょっとさわやかな風味」とはいえ、カリっと感はなくしたくない。そこでおすすめなのがスパイスを合わせることです。
山椒はさわやかな風味と辛さを、ホワイトペッパー(なければ「コショー」として売っているものでもOKです)はやわらかな辛さをプラス。塩も十分ついてると言えばついているのですが、ミネラル分のある塩でちょっとアクセントになります。
まとめ
ということで、辛口スパークリングワインに合うおつまみをご紹介しました。ポイントはビールに比べると苦みがない分、アクセントをどこかにつけること、辛口さっぱり系の白ワインに合わせるときにも言えることですが、少しさわやかな風味をプラスすること、カリっと、しゅわっと、そんな感じの食感を付けくわえること、そんなところですね。
今年の夏は暑そうです。ぜひメリハリの利いた家飲みライフ、スパークリングワインのある生活をお楽しみください。
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文章も書く、ソムリエ料理研究家
岡山県のスーパーマーケットで販促のお仕事をしています。社内での講師を中心に酒と食の楽しさをお伝えしています。
*お酒と料理で豊かな食を
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