泣き番組

写真は鳥取砂丘で見かけた、ひこうき雲。

なんか今日はやけに多かった……

ベストハウスが、あぁ、こりゃもう絶対泣く、と思ったので、チャンネルを変え、仰天ニュースを見ていたら……

拒食症の女性の番組中で……
やられました。

見られた方はいるかな。

オーストラリアの先生に「僕に会うまで、生きていてくれてありがとう」と言われたくだり。
お母さんに「彼女(拒食症の娘さん)を、生きているうちにここにつれてきてくれて、ありがとう」って。

不意打ちだったので、聞いた瞬間に号泣。
私にそういう風に言ってくれる人が現れるといいな、って。

そういう人を待ちながら、生きていくのもいいかな、って。

なんかね、そういうのを聞いちゃうと、よかったね~と思うし、生きていた意味を認めてもらえたってことだよねって思う。

私も心を病んでた時に、勧められたメンタルの先生の所に行って、初回はやっぱり同じように、ただひたすら私のことをいろいろ聞かれて。
聞かれてっていうと尋問されたみたいな印象だけど、そうじゃなくて「そのとき、どんな気持ちだった?」とか「そのとき、どうしてそう思ったのかな」って感じでどんどん私の中の気持ちを引き出してくれる感じだったんですよね。

その時に、やっぱり最後に「辛かったね、よく頑張ったね。ここに来たことが乃亜さんの一歩だよ。ここまで来れたんだから、もう大丈夫」って言われて、ようやく「あぁ、私やっぱり頑張ってたよね? 努力が足りなかったわけじゃなかったんだよね?」って思って……
すごく赦された気持ちになったんです。
そのことを思い出したかな。

私も番組の中の女性と同じで、小さい頃から「頑張らなかったら認めてもらえない、いい子じゃなかったら、認めてもらえない」とずっと思い続けていたから。
その呪縛から少し開放されたかなと思ったのが、なんと離婚の時に「何があっても、生きなさいよ」と母親に電話口で泣きながら言われて。

ようやく、あぁ、こんな私でも母親(継母ですが)はちゃんと愛してくれてたんだなぁと思えたという。
3年前ですよ、それが(笑)
(まぁその後に心を病んだので、母は私がそういう風になるかも知れないと、どこかで気付いていたのかも知れませんね、そのとき)

久しぶりに(数日振りに)泣いた。
でもどこかすっきりしてる。そうか、泣き番組ってこういうためにあるんだ(笑)

おかしいな、今年の目標は「泣かない」だったのに。

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