いよいよ間もなく冬至、冬本番となります。そんな時に食べたいのがおでん。日本のおでんも美味しいですが、材料にちょっと工夫して、クラフトビールにも合うポトフのご紹介です。ストウブ(Staub)を使って焼き付け→煮込むので、香ばしく美味しい香りが漂います。
Contents
はじめに
家飲みをもっと美味しく簡単に。文章も書くソムリエ料理研究家、如月ローズです。
体調しばらくイマイチで、お酒も控えていましたが、ちゃくちゃくと戻ってきたので少しビールもいただこうと。
やっぱこれだけ寒いと、鍋とか……うーん、そうだ、材料あるし久しぶりにポトフだ! ということで作りました。例によって煮込み時間は長いですが、うまみがしっかり出た洋風肉おでん。
柔らかくて複雑な味わいのクラフトビールがおすすめです。
作り方
材料
ベーコン 適量(今回はブロックで3cm分くらい)
玉ねぎ 1/2個
人参 1/3本
じゃがいも(中) 1個
マッシュルーム 2~3個
コンソメもしくは粉末のブイヨン 適量
塩コショウ 少々
マヨネーズ
粒マスタード
下ごしらえ
スペアリブは(可能なら)ハーブソルトとオリーブオイルをまぶしておきます(買ってきたときにその状態にして冷蔵庫に入れておくとそのまま焼いても美味しくて、便利です)
ベーコンは一口サイズにカットします。
じゃがいも、人参、玉ねぎは一口サイズ。
マッシュルームは一つを2~4つに切り分けます
焼き付ける
ストウブを熱し、スペアリブを焼き付けます。
ベーコンも同じように入れ、全面をしっかり焼きつつ、脂をだしていきます。
煮込む
肉類がしっかり焼けたら、じゃがいも、人参の煮えにくい食材を入れ、それらがほぼ浸る程度に水とブイヨンを入れます。
さらにその上に玉ねぎとマッシュルームを載せ(この2品は浸からなくてよい)軽く塩コショウをして蓋をしめて、弱火で煮込んでいきます。
30分から40分、しっかり煮込んで玉ねぎのカサがほとんどなくなり、じゃがいもがやわらかくなったら出来上がりです。
肉(ここではスペアリブ)の状態を見て、骨が飛び出ていたらしっかり火が通っていますので、参考にしてください。
盛り付け
せっかくのアツアツなので、なべごとテーブルに。マスタードとマヨネーズを同量まぜたものを添えていただきます。
ポイント
具材は、野菜類は上記をベースに、あるものを加えて大丈夫。最後にキャベツを足して、一煮立ちさせてから頂くのも好きです(今回は上記で鍋しっかり一杯になったのでしませんでしたが)
肉類は1、骨付きの何か 2、加工肉のかたまり という組み合わせで1品ずつ、それをうまみがしっかり出るまで煮込むことで、その美味しさが野菜にしみこみ、とても美味しくなります。
やはりポトフのような「味を出す」料理には骨付き肉というのが必須だなと思います。加工肉は今回はベーコンを使っていますが、ソーセージなどでも美味しくなります。
今回はスペアリブでしたが、鶏肉でしたら手羽元や、この時期よく売っている骨付きのぶつ切りが美味しいです(ぶつ切りの場合、骨のかけらがスープに落ちることがあるので、それにはご注意くださいね)
また、スペアリブは冒頭でも書きましたが、2つ、とかではなかなか売っていないと思うので、安いときに適当に買ってきて、ハーブソルト、(あれば適当なフレッシュハーブ)、オリーブオイルをまぶして、密封袋に入れて冷蔵庫に保存しておくと、ちょっとした1品にも使いやすく、また長持ちするので使いやすくなります。
ビールに合う
味付けがシンプルなので、ビール? と思うかも知れませんが、肉類の分量が多く、実は味わいは結構こってりうまみのある味わいとなります。
ビールと言っても日本の苦みのしっかりしたさっぱりしたビールではなく、コクや香りの豊かなクラフトビールがおすすめです。
今回は松江で買って帰った石見麦酒のアメリカンペールエールがありましたので、それでいただきました。しっかりめのコクと、ほのかに香る少し柑橘に近い香りがとてもよく合い、思惑通りで思わず笑顔が……
ホカホカのポトフ、程よく冷やしたクラフトビール、冬の長い夜にぜひどうぞ。
本日もお読みいただきましてありがとうございます。
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文章も書く、ソムリエ料理研究家
岡山県のスーパーマーケットで販促のお仕事をしています。社内での講師を中心に酒と食の楽しさをお伝えしています。
*家飲みを、もっと美味しく簡単に*
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