その後の治験のこと ②

今日は4週間ぶりの岡大病院の日でした。
8月末から治験に参加し、はや3カ月。ずいぶんと変化が……

マンゴー大あった脾臓は今ではすっかり正常範囲の大きさに。でもその一方で貧血はみるみる下がってしまい……一旦投薬は休止することなりました。
9月18日にヘモグロビンが5.9g/dLまで落ちてしまい、人生初輸血となりました。
そこで薬を減らし、経過観察、10月には一旦持ち直し(同6.3)たものの、最初の5.9の時にはぴんぴんしていたのに10月の診察の翌週半ばくらいから、明らかに貧血症状と思われるものが出ていました。

私は職場も家も二階にあるのですが、この「階段」がしんどいんですよ。
家の階段は通勤かばんくらいを持って上がる分には平気なんですが、食品なんかをちょっと多めに買って帰って持って上がろうとするとNG。
職場の階段は駐車場から職場まで300mくらい、そこから階段を上って職場の玄関にたどり着き、という格好なのですが、階段の途中で一休み、上がりきったところで一休み、という感じになっていました。

息がめっちゃ切れるし、太ももが張るんですよね。
写真の越畑も、帰ってくるときにちょっとした坂を昇るわけですが、それがもう、しんどい。
歩道橋などの階段の、登りきったところでお年寄りが手すりに持たれてがっくり肩をおとして休憩している姿を見ることがあるわけですが、まさしくあの感じ。坂道(=重力に逆らうこと)が平地とあんなに差があるなんて、今までの人生で考えたこともありませんでした。

で、今日は治験を一旦やめてもらおうかと言う話をしようと思っていたのですが、なんとヘモグロビン値が4.9!
即輸血の手配、治験もとりあえず「いったん休止」ということで決着しました。
検査の都合で(今日はCTがあった)朝絶食で行ったんですが、それもあって、2時間近くかけて岡大にたどり着いたときは本当にふらふら。
先生や治験の担当の方も今まで基本的に元気だったのが、今日はさすがによれよれなので、それなりに分かっていただけたようです。

で、1時間半掛けて輸血。駐車場が2階だったのですが、これは帰り道、休憩せずに上ることが出来ました。
んでもって、ここしばらく(月末業務がたたって)肩こり&右上半身の筋肉痛がひどかったので(貧血=酸素が行きにくい=疲労回復しにくいということもあったのではと思っています)、AEONのラフィネに寄って少しほぐしてもらい、帰ってから湯船にも浸かり、なんとか生き返っています。

20時から宅急便の配達を頼んでいたんですが、これも無事に持って上がることが出来(ワイン6本の箱はさすがに息が少し切れましたが、これは大分昔からこんなものw)多分ラクになったものだと思われます。

しかし、輸血と言うのはやっぱりあまり気持ちのいいものではありませんね。
しかも処置室で女の子が採血をいやがって、一時間ギャン泣き。最後は看護師さん総出で押さえつけて採血してました(なんでカーテンの中で輸血されてる最中なのに分かるかと言うと、その女の子が泣きながら叫んでたからです「いやぁ~~~~やめてぇ~~ みんなでなんてずるい~~ いたい~(痛くないでしょ、まだ何もしてないのに!/母らしい声)いやぁ~~いたい~~ハリいやぁ~ささるうぅ~ いやって言ってるのにどうしてするのぉ~~ いやぁ~ だめぇ~ ダメって言ったらだめなのぉ~ イヤだぎゃああああああああああああああ~(刺したらしい)」のような感じ)
一時間泣き続け(わめきつづけ)た挙句にこれなので、子供って元気だなと思いました。
ゆっくり寝ながらだと1時間半って割とすぐなのですが、一時間くらいをこの子の泣きわめき声を聞き続けていたので、さすがに疲れました。