映画 源氏物語

ということで、行って来ました、源氏物語千年の謎。

色々と思うことが多く、なかなかまとめきらないのですが、つれづれに。

とりあえず、源氏らしいきれいな映像にはなっていました。
ところどころどうしても作り物っぽくなっちゃってる所はあったんですが、しょうがないかな。
例え実在のものを撮ったとしても、あのウソくささは出てくるような気がします。
なんていうんだろう、今と根本的に世界観というかセンスが違う世界の話なので。

一番楽しみにしていた、田中麗奈さんの六条の御息所は、想像以上で、とにかく満喫。
私の思う「御息所の痛み」のようなものが、ひしひしと伝わってくるというか、そういう気配に満ちていました。

映画化とか、自分的マイブームで源氏のことを考えたりとか、そういう度に思ってた御息所が、結構余すところなく表現されていて、なんだか自分でする必要を感じなくなったとも(笑)

きっとこの話は思い出したようにぽろぽろ書くと思いますね。

それと、期待通りに素敵だったのが道長さま。
東山紀之さんだったのですが、中年男の味というか、いやらしさとか凄みとか、一方で道長らしい野心とか、色々なものが混然といい具合に混ざっていて、すごく味わいのある道長でした。

それと、窪塚洋介さんの晴明。

いい味でしたね~ こちらも。

我が家から映画館までは2時間弱かかるので、頻繁にはいけないのですが、また見たいと思った映画でした。

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