きれいな目玉焼きの焼き方の話

目玉焼き

朝食に作ることの多い、目玉焼き。ホテルの朝食などだとオムレツやスクランブルエッグが多いかと思うのですが、自宅の朝食では、私は圧倒的に目玉焼き派です。
というのも、なんせ……黄身が。いまやSNS映えという言葉が当たり前になってきましたが、それ以前から、やはりこの「きらーん」とした黄身というのは圧倒的に朝食の食欲をアップさせてくれます。

でも、目玉焼きの作り方って、たしか小学校の家庭科で最初の頃に習った覚えがあるのですが、それだとどうしてもこの「きらーんとした黄身」にならないんですよね。
ただ、目玉焼きのちゃんとしたものは「うすく上に白い膜状に白身が載っている」という表現を見たことがあるので、「その状態が好きなんだ」という方も一定の数、いらっしゃるのかな? と思ったりします。

でも私、「きらーんとした黄身」が好きなんだもん!!! ということで、この目玉焼きの作り方です。

鍋はフライパンでもスキレットでも、焦げ付かないものだったらOK。実は「玉子焼きパン」で作ったりもします。玉子焼きパン(玉子焼きを作る用の四角いフライパン)で作ると、サイズ的に「食パンにピッタリ」なサイズに出来上がるので「ラピタパン」(この表現で分かるかな)を作りたいときにはぜひお試しください。
で、油をひきます。私はオリーブオイルをやや多め(大さじ1~1.5)に入れて、火をつけます。この時点で中火。で、油が温まってフライパンに広げやすくなってきたら火を弱火に落とし、油を全面になじませます。
で、玉子を投下。

白身がびろーんと広がってしまうのが好きでない方は、ざるに入れて「水分の多い白身」を除くと、お店のような「ぷりんとした白身のみ」の目玉焼きになるようです。
私は「もったいない」とか思ってしまうので、そのままにしますが、サンドイッチなどにするときには、たしかに一度水気を切って焼くと、すごく立体感のある目玉焼きになりますね。

で、塩コショウを多めに。目玉焼きに何を掛けるか問題というのは時々勃発するようですが(経験者)、以前に味博士さんのコンテンツで「塩コショウ」というのを見てからは、「あ、やっぱ塩コショウなんだ、じゃ、それで行こう」と思ってそれで行っています。

味博士さんのフェイスブック

で、ふたをせず、弱火で待つことしばし…… 白身が固まり、黄身が少し色濃く感じられるようになってくれば出来上がりです。
白身の感じによっては、黄身の周りが固まりにくいことがあるのですが、これは早い段階で、少し白身の部分に菜箸などを刺して、少し混ぜるようにしておくと早く白身が固まります。
ということで、白身はきっちり、黄身が「きらーん」とした目玉焼きの出来上がりです。

ぜひ次の休日に。
英語でサニーサイドアップと言いますが、ホントにサニー(陽の当たる)な感じの一品です。