庄原の宿泊は、桜花の郷ラ・フォーレ庄原で

先日の旅、宿泊は三次と登場の間ということで、庄原に宿泊しました。

ゆっくり過ごせること、ごはんがおいしそうなことに加えて、こちらは温泉だったので、ちょっと予算はオーバー気味ながら、松江とこの後の岡山県南が思ったよりコストを抑えられたため、奮発しました。

市街地から少しはずれの高台にあります

こちら、車のナビでは出てこなく、記憶の場所のあたりのホテルをさがすと、かんぽの宿、と出てきました。ここかなぁ？　と思ったら、やっぱりそうでした！

２０２２年にリニューアルし、庄原市の運営でこちらのラ・フォーレ庄原に生まれ変わった模様。

たしかにレイアウトとかは昔のかんぽの宿をほうふつとさせるレイアウトでした。

高台にあるため、見晴らしもよいです。前回の記事でも使いましたが、部屋からはきれいな夕日が望めました。

また、こちら温泉ということで、大浴場が大変充実しています。というか、日帰り温泉施設としての利用も可能な模様。

特に、ジェットバス系のお風呂が充実していた印象でした。ので、結局夕食前、夕食後、朝食前と３回もお世話になりました。

遠慮のないジェット噴流が、めちゃめちゃ気持ちよかったんです。ちょうど体がすっきりしない日が続いていたので（そこまで不調というわけではなかったのですが、どことなく重い、気だるい、という感じ）遠慮なく首～背中～腰とあてて上記３回、翌日はめちゃくちゃ体中が快調でした。

温泉は少しぬるっとしたお湯でした。

何一つ文句のつけようのない夕食

で、私がこちらで一番（想像以上に）よかった！　と思ったのが、夕食。

上記お風呂の後、さて夕食だー、とはいえ部屋でＲＴＤちょっと飲んでるから、まぁ軽めに行こうかな、くらいの気持ちで、会場へ。

到着すると、前菜と鍋がある、そうそう、こういうのが夕食よねーという感じのセッティング。

飲み物は……え、日本酒の飲み比べがある！

個人的には三次ワイナリーのグラスがあるといいなと思っていたのですが、そうだ、広島だし、日本酒も飲み比べならいいじゃん！　とそちらを注文。

地酒３種と大根漬けが出てきました。量は少な目ですが、どれもとても美味しい。真ん中の敷信村というのが一番こってりで、左の花静というのが一番フルーティで軽めでした。

お酒が来る頃には、お造りも到着。で、これがまた、凝ってるんですよ。

タイトル画像を見ていただきたいのですが、一番奥にあるのが太刀魚のあぶり。それから手前がまぐろ（と、とんぶり）、ほたてで、以上の三つは手前のお醤油で。

真ん中のたたきは、添えてあるポン酢（ジュレ）でお召し上がりください、と言われたのですが、ん？　これなんのたたき？　と思ったら、なんと近隣の養殖のヤマメなのだそう。

緩急のあるお献立

献立はこういう感じ。で、料理長はわかるとして、洋食シェフ？　と思っていたら……

めっちゃしっかり洋食～～！　日本酒が終わりかけていたので、どうしようかなと悩んだのですが、これを見て白ワインをグラスで追加しました（大吟醸のいいのがありますと言われましたが１５００円とのことでしたので、残念ながら見送り）

こちらカワハギときのこのソテーなのですが、バルサミコソースで、ディル載ってるし、うぉお、間違いなく洋食シェフの仕事！（あと、デザートのコンポートもしっかりトライフル仕立てになっていました）

アツアツ朴葉味噌焼き

朴葉味噌は、豚ロースと牡蠣。日本酒は真ん中のものを残しておき、こちらの朴葉味噌とともにいただきました。

味噌としっかりした日本酒の味がたまりません。豚ロースも牡蠣もしっかりした味なので（というか、味噌との組み合わせは最強ですよね？）大満足にお酒を終了しました。

その後のお吸い物も、ごはん（松茸ご飯でした！）もデザートも美味しくて、大満足の夕食。

ごはんがおいしそうと思って選んだのは間違いないのですが、想像以上においしい夕食でした。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

如月　ローズ
書くの大好きソムリエ＆料理研究家。文章長め、肴多し。
現在岡山県のスーパーマーケットでシステムのお仕事をしています。
※（2019年11月より骨髄線維症治療に伴う造血幹細胞移植のため休職、2021年春仕事に復帰しました）
＊家飲みを、もっと美味しく簡単に＊
毎日の食をもっと充実させたい、あるいはさせたいと思っているけれど、イマイチ充実しない……そんな思いを抱いていませんか？　そんな日々を、ちょっとしたアイディアや情報をご提案することで、ストレスなく、もっと楽しく快適に過ごしていただきたい、そんな思いで運営しています。

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