過去にもなんどか、そば屋さんを訪れ、こちらで記事を書いていますが、ここの波積屋は、今までで一番行った回数が多いかも知れません。というわけで、「書きたい」「書かなきゃ」と思っていたので、こちら方面に行くことに決まった時、よっしゃお昼はここで、と決めていました。
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出雲地方(島根県東部)は「出雲そば」が有名ですが、そば屋さんはある程度エリアが固まっており、松江市内、出雲市内、奥出雲エリア、にそれぞれ多くのそば屋さんがあります。
が、ここ出雲空港近くというのはそういう意味では穴場。
9号線に沿っては、ぽつり、ぽつりとありますが、ここ波積屋は、9号線から少し中に入ったところにあります。
出雲空港から、まっすぐ西に出た辺り、波積屋の看板はけっこうあちこちに出ているし、分かりやすい場所なので、迷うことはないかも知れません。
たまき、というのは出雲地方では知名度の高い製麺屋さんです。
スーパーマーケットの麺コーナーにもたまきの麺があると思います。
今、サイトを改めてみたら、そばの製麺→うどんの外食→そばの外食、という企業さんなんですね。そういえば、お店で「たまき」の看板があるところは、確かにうどんのイメージがあります。
ここ、波積屋は、同じ敷地内にたまきの本社もあるようですし、そば道場もやっているようです。ということで、敷地も駐車場も、そば屋さんにしてはやけに大きいなぁ、という感じ。
看板は、あちこちにある、と書きましたが、建物の入り口にももちろん、同じロゴが。
ここの正式名称は、現在鶴華波積屋、となっていますが、この鶴華っていつついたんだろう?
以前は普通に上の看板のように「波積屋」だけだった気がするのですが。
今回、この記事を書こうと思って、色々置いてあるパンフレット類を見ましたら、平成10年にこの土地と屋敷を受け継いだとのこと。この古屋敷は文化元年築で、200年経っているとのことです。
ここに最初に来た時に食べて以来、これしか食べていません(という意味ではあまり参考にならない? でも他のものを頼もうと思わないくらい美味しいんです)
天ぷらと、割子そば3枚でこのお値段です。揚げたての、衣のカリっとした天ぷらが、本当に美味しい。そしてもちろん、おそばも美味しいんです。
ここは毎回「食べ方お分かりになりますか?」と必ず聞かれるのも印象深い。見ているとそんなに「観光客ばかり」って感じでもないのですが、毎回聞かれるので、やっぱり「ちゃんと美味しく食べて欲しい」と思うからなのかな? と思ったりします。
この日の天ぷらは、いか、エビ、カボチャ、アスパラ2本、まいたけでした。
まいたけの天ぷらは、最近そば屋さんで見かけることが多い気がします。奥出雲のまいたけ、と書いてあることも多い気がするので、最近の推しなのでしょうか。
ということで、今回もいつも通り、メニューをほとんど見ずに天ぷら割子を注文したのですが、季節の味ということで、こんなメニューも。
これは食べてみたかったなぁ…… まぁでも、波積屋と言えばまずは普通の天ぷら割子を紹介したかったので、次の縁を待ちたいと思います。
一応「ご褒美旅行」ということでしたので、デザートもしっかり頂きました。
そばアイスです。
これで150円。デザートも良心的なお値段です。
焼き菓子が二つ(蕎麦せんべいを揚げてあるような感じのお菓子でした)添えてありました。
アイスはバニラっぽいさっぱりしたベースに、砕いたそばの実らしきものが混ぜ込んであります。これが香ばしくて、ちょっとプチプチした食感で、クリスピーな感じがとても美味しかったです。
今回行ったのは、11時半くらい。まだ大丈夫でしたが出る時(12時過ぎ)には7~8人順番を待っておられました。平日もそのくらいには混むようなので、少し時間をずらしていくのがいいかも知れません。
でも、それだけの価値はあり!
ぜひ一度食べてみていただきたい天ぷら割子です。
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