京都三日目は源氏物語さんぽ

二日目までにお礼参りをほぼ終えて、三日目は源氏物語散歩。

大河の紫式部の影響で、最近源氏物語関連の本が、書店に並んでいることが多いのですが、そんな中見つけたのがこちら。

この中で行ったことのないエリアといえば、まずは六条院だな、ということで今回のコースとなりました。

源氏物語のカテゴリーを作っちゃうほどの源氏物語好きとしては、やっぱりこのブームに乗らねば(笑)という感じです。カテゴリーはこちら

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チェックアウト→荷物発送→ひたすら歩く

最近の旅では、最終日に荷物を発送してしまうことが多いです。コインロッカーなどももちろん検討はするのですが、開いているところを探してあるかないといけなかったり、そこまで戻るために、遠回りをしたり、時間のロスになったりということもあるので、なるべく身軽にと思ったら、発送というのはあるかなと。

もちろん結構費用がかかるのですが（コインロッカーの３倍～４倍）その分重い荷物を運ばなくてよいし、スケジュールの自由度が増すので、これはありかなと思っています。

京都駅を抜けて、まずは北へ。

渉成園

東本願寺の飛び地？？　の庭園になります。六条院のモデルと言われる源融のお屋敷があったあたりになるということですが、六条院と言えば四季の庭ですので、まぁ広い。

六条院ではないので、建物はないのですが、四季の花がきれいに咲くように工夫されている感じがあちこちに。

あと、水のある場所が多く、暑い京都の庭園は、水があってこそだなぁなどと。

あと、若葉というか、青葉。この時期独特のきれいな鮮やかな青は天気が良いこともあいまって、特に冴え冴えとしていたように思います。

昔から好きなモチーフ。庭園越しのビル（ビルというには少し低めですが）

都会の中にいきなり空間を切り取ったような庭園って各地各国にあると思うんですが、その向こうにビルが見えると、そこがタイムスリップしたような感じになるのが好きなんです。

源融河原院址

渉成園を１時間半ほどかけて歩いたら、市比賣神社を経由し、さらに北へ。

先ほどから出ている源融の邸宅跡地と言われているところに、榎の大木と立て看板があります。

一説では先ほどの渉成園のあたりからこのあたりまでがお屋敷だったとか。あ、ちなみに光源氏のモデルは藤原道長が有名ですが、こちらの源融もモデルとして名高いです。というか、出世とか政治は道長、邸宅とか臣下にくだったあたりは源融って感じでしょうかね。

風俗博物館へ

モデルコースでは夕顔の住んでいたあたりまで足をのばすようになっていたのですが、そちらには回らず、西へ。東本願寺の北側をてくてく歩き、風俗博物館まで。

とてもこじんまりとした博物館で、ビルの５階にあるんですが、こんな博物館があったなんて！　ととても新鮮な驚きでした。ここ、源氏（特にはなやかな女君たち）が好きな方には、もうたまらんのではないかと思います。

主にジオラマとか人形なんですが、上の写真はほぼ実物大の十二単です。

こちらの博物館は別記事にしようと思いますが、六条院、と聞いただけで春夏秋冬の女主人を思いうかべることのできるような方は、ぜひ行ってみていただきたいと思います。

京都タワーへ

風俗博物館を出た後は、今度は南へてくてく。源氏物語さんぽは終わって、昼食＆おみやげ＆まったりタイム。

京都タワーへ向かったのは、なんども目にしてるのに、上ったことがないなぁと思ったのが一つ、フードコートがあるので、まぁ何か食べたいものが見つかるだろうと思ったのが一つ、です。

で、ありましたね。錦魚力さん。

錦市場のところで少し書いたのですが、ここのはも天というのを食べてみたかったんですが、結局あきらめたんですよね。が、なんとここで。

ということで、はも天とはもカツのセットを。ビール我慢したけど、少しならよかったかも、と今も少し後悔中（車に乗るのは夜の９時だったので、９時間くらい間があった）

食後は、タワーに上って、今回の旅を振り返りつつ、景色を堪能。

北の方。手前にあるのが東本願寺です。その向こうを歩いたんだなぁとか、もっと左奥の方には前日に行った松尾大社方面とか、まぁなんせいくらでも見るところはある。

降りてからは、お土産を買って、辻利でまったり。

八つ橋の乗った京ラテスムージー、美味しかったです。

ということで、京都旅はここまで。

今週末から大きめのお仕事が入って、ちょっとあわただしくなりますが、風俗博物館まではそれまでにアップしたいと思います。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。