スーパーマーケットの干し魚のコーナーでよく見かける物に、明太いわしがあります。いわしのお腹に、まっかな明太子がぎっしり詰まっていて、あとは焼けば食べられる、というものです。
が、これ……おいしいんですが、市販のものだと明太子が多くて、白いご飯にはとてもよく合うし、日本酒でも美味しいかなと思うんですが、白ワインにはちょっと難しい。ということで、自分でアレンジして作ってみました、白ワインに合う明太いわし。ハーブバターソースで、さらに風味を付けて、白ワインに合うアレンジです。
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明太いわし、よく見かける気がするのですが、通年商品なのかな? 一番大量に積まれているのを見るのは、節分の節分いわしの時のような気がします。
これ、いわしにも多分少し塩味がして、明太もぎっしり詰まっていて、味が強め。ワインに合う風に出来ないかな? ということで、そういえば家に(ふるさと納税の)明太子ストックあるし、白ワインアレンジしてみよー と思って作ってみました。
市販の明太いわしは大きいサイズなのですが、今回は中くらいのサイズ。まだ味が強くて、やっぱり大きいサイズで作った方が良かったな、と思った以外は大体思うようにできましたので、ご紹介いたします。
クリームチーズのやわらかな味わいと、ハーブバターが明太いわしによく合います。
明太子 小 1腹
キリ クリームチーズ 1ポーション
バター 15g程度
フレッシュハーブ *1 刻んだもので大さじ1~1.5
チューブニンニク 1cm
いわしは汚れを取り、水分をふき取って、両面に薄く塩コショウします。
さらにその上から、小麦粉を薄くまぶします。ムラにならないように注意!
明太子は縦に4等分し、薄皮を取ります。冷凍の状態がやりやすいです。
明太子をいわしの腹に載せて行きます。
さらにクリームチーズを細く切り、明太子の横に詰め、腹の部分で挟むように成形します。
ハーブはみじん切りにします。今回はチャービルを使用。
フライパンにオリーブオイルを敷き、いわしを焼きます。中の明太子とクリームチーズに火が通る必要はないので、いわしの部分だけしっかり火が通れば大丈夫。
ひっくり返すときに中身が出ないよう、しっかり焼き付けて、丁寧に裏返し、しっかり焼いていきます。
両面をしっかり焼いたらお皿に取ります。
いわしを焼いたフライパンは火を止め、バターを入れます。余熱で溶けてくるのを待ちます。
バターが溶けたら、ハーブとニンニクを入れます。再度火を点け、一煮立ちしたら出来上がり。お皿にとっておいた明太いわしに掛けて出来上がりです。
本体に塩コショウおよび明太子、クリームチーズの味がしっかり付いているので、ソースは味付け不要です。
今回はいわしが小さめでしたが、もう少し大きめのものの方が、しっかり明太子とクリームチーズが挟まり、扱いが楽&塩味の調整もしやすいと思います。
焼くときは、皮がぱりっとなるように、でも中にもしっかり火が通るように焼くと美味しいのですが、これはやってみるしかないかなー。今回は中火で、両面合わせて10分程度でした。
明太いわし単独だと、白いご飯か日本酒か、という感じですが、今回はクリームチーズを合わせて味をマイルドに、ハーブバターで風味を添えました。
結構こってりした味わいなので、チリやカリフォルニアのシャルドネがおすすめです。かりっとしたいわしの皮と、クリームチーズと合わさった明太子の味がとても白ワインによく合います。
そろそろ秋の食材も出そろい、ボジョレーヌーヴォーも間近に迫ってきました。食欲の秋が到来です!
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