源氏の男はみんなサイテー

引き続き、源氏物語を書いた本のご紹介です。
私の持っている源氏関係のほとんどは、「瀬戸内寂聴」「田辺聖子」の両氏のものなのですが、この方は最近知りました。
まずタイトルが面白いし、その次に表紙が「ちょっとイッちゃってる少女漫画風イラスト」で、目を惹かれます。

前回ご紹介した「わたしの源氏物語」が「優美端麗」路線なら、これは「勢いブッタ切り」路線とでも言いましょうか。
語り口はやっぱりその分(?)軽いです。が、実のところしっかりと読んでみると、そこにはすごくアカデミックな視点というか、そういうものがあって、なるほどなぁ、と唸らされてしまいます。特に社会学(それも家族社会学)などの視点には目から鱗、という感じ。
中で私がおっ? と感じた項目は、「朱雀帝」「頭の中将」の二人のところ。(別々の章です)
私の興味はもっぱら今までも女君に向いてまして、女君だったらちょっとしか出てこない人でも色々と語れるくらいそこは読んでいるのですが、男の人と言えば……ゴメンナサイ「刺身のツマ」扱いです……
とは言っても、元来「いい男」好きなので(笑)興味がないはずはないんですけど。

で、そこにこの本です。
頭の中将をばっさり「体育会系」、朱雀帝をばっさりと「母性の父」と切ってあるあたり、「え? そんな風に読めたっけ?」ともう一度本を読み直したくなります。(他にも色々な言い方は、されています)

この本を読んで、まだまだ源氏にはわたしの知らない世界がある、と強く感じさせられた本でした。

如月ローズ

ソムリエ&フードコーディネーター(検定3級) 現在岡山県のスーパーマーケットで販促のお仕事をしています。 *お酒と料理で豊かな食を このサイトは、毎日の食をもっと充実させたい、あるいはさせたいと思っているけれど、イマイチ充実しない……そんな思いを抱いている方に、ちょっとしたアイディアや情報をご提案することで、ストレスなく幸せな食生活、――ひいては幸せな毎日を過ごしていただきたい、そんな思いで運営しています。

Share
Published by
如月ローズ

Recent Posts

出張ごはん 東京2026

先日、一泊二日で東京に出張でし…

4日 ago

フライパン購入しました

ちょっと紹介が遅くなってしまっ…

2週間 ago

恵方巻と2月の外来

3日節分で松江の店舗へ。昨日は…

3週間 ago

ごっこ遊びの誕生日

退院から6年、そして本日誕生日…

4週間 ago

家電の買い替えと寒の晩酌

年末も押し迫ったある日、コーヒ…

1か月 ago

今年も松江に初詣

この前の休日に、松江に日帰り初…

1か月 ago