先日の四国旅行、初日は新居浜、マイントピア別子に行ってきました。
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新居浜と高知を回ってきた旅です。
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新居浜市には、かつて、三大銅山の一つと言われていた、別子銅山という銅山がありました。
その銅山自体は、廃坑となってしまったのですが、その産業遺産などを活かして作られた施設が、道の駅マイントピア別子です。
道の駅ってことになっているんですが、幹線道路沿いではなく、ほぼ、この別子銅山関連のものしかないようなエリアなので、普通に「別子銅山のテーマパーク」みたいな感じでも良かったのでは、とは思うのですが(そして実際、それを目当てにお客さんは来ている感じだった)一応道の駅のようです。
名前の由来は、銅山の「マイン」とユートピアを足したのだそうです(ガイドさんが言っていたのでまちがいない)
朝津山を出て、11時過ぎに到着しました。
13時にバスツアーに参加する予定になっていたので、とりあえず腹ごしらえです。
何にしようかな、と思ったのですが、とりあえず名物ということなので、太鼓うどんをいただきました。インパクトのある見た目です。っていうか、後ろの、何? って思った瞬間、店員さんが「一番上がかき揚げ、真ん中の鉢にミニのしらす丼が、一番下は天つゆです」と説明してくれました。
太鼓というのは、新居浜に伝わる、これのことだそうです(展示もちゃんとしてあった)
結構再現度が高いな、と思ったのですが、どうでしょうか? ちなみにしらす丼は、釜揚げのしらすです。かき揚げは、本当に揚げたてのサクサクの絶品。特に変わった具があるわけではなくても、ここまで美味しいなら、十分名物だな、と思うほどでした。
昼食後、11:40発の、観光列車に乗ります。
冬桜がちょうど見ごろ、ということだったので、どこに咲いているのかな、と思っていたのですが、ちょうどこの列車の反対側(写真に向かって左手)の斜面に沢山咲いていました。
こちらは、お客さんは道の駅側よりちょっと減って、一車両に一組(私の車両は私一人だった)で、かなり空いている感じです。
到着し、鉱山観光ゾーンなどを見て回りました。
人形などで、再現してあったり、鉱山の道具の展示などがあったりします。ただ、暗いので写真は断念。ただ、ここは大きいし割と明るく、すごいなぁ(このサイズで作るのが)と思ったので撮った、鉱山のジオラマ的なもの。
高さは2m以上、小山のようになっている、銅山のジオラマです。
鉱山観光ゾーンを見終わって、帰りは同じ列車の次を待って帰っても良いのですが、距離が短いので(徒歩6~7分)歩いて戻ることに。
帰り道は、川沿いの景色がきれいでした。結構上流になるので、岩も大きいです。
13時からのバスツアーに間に合うよう戻ったわけですが、ちょっと時間が余ったので、目を付けていたソフトクリームをいただきました。
かなりあざやかなオレンジ色。「いよかん食べて、いーよかん」というキャッチコピーが付いてました。個人的には好きなコピーです。
香りも良くて、味も結構しっかりいよかんぽさが出ていて、おいしいソフトクリームでした。ま、ちょっと冷えてしまいましたが……
10分前にはガイドさんが到着、定時3分前にマイクロバスが到着します。
バスの中は暖かいかな~ と思ったのですが、時節柄、換気もしっかりしてあり、上着を持ってくればよかった(車には載せてあった)と後悔しきり。時すでに遅し。
バスは先導のトラックの後をついて、ぐいぐい山を登っていきます。さ……寒い。
到着したのは、東平(とうなる)エリア。ここが「東洋のマチュピチュ」と呼ばれているエリアになります。資料館はこの日は休館日だったのですが、ツアー客用に開けていただき、ガイドさんと一緒に足早に回ります。
この時期だと、後ろの山は雪が積もり、このエリアは紅葉になって、そのコントラストがとてもきれいなのだけど、今年は雪はまだ降ってないし、紅葉は落ちちゃって、ちょっと残念ですね、とのお話も。そっかー。確かにこのエリアの「紅葉っぽい」木は全部落ちていました。
これが展望台から、北側を見たところ。瀬戸内海、そして新居浜の市街が一望、手前に見えるのが「マチュピチュ」と言われた遺構です。ここまで降ります。
また右手に稜線が伸びる山が、さっき観光列車で乗った、当時の鉱山列車が通っていた山です。
展望台に分かりやすいパネルがありました。
真ん中に、細い線があると思うのですが(列車のシルエットも書いてある)こんなところを、鉱山列車が通っていたかと思うと、ちょっとびっくりでした。
下まで降りて身近で見ると、遺構はこんな感じです。
一部崩れたりはしているのですが、それなりに整備されていて、迫力の遺構でした。また、殺風景な中に、狂い咲きのつつじが残っていたりして、それも良かったです。
春にはこのつつじで、このエリアはピンク色に染まるそうです。
ということで、かなり寒かったですが、満喫し、来た道を連れて帰ってもらい、別子銅山は終わりました。うーん、やっぱり上着がなかったのがホント残念ですね。標高差かなりあるので、常にあの温度差はあると思います。
行かれる場合には、プラス1枚の上着を持って行きましょう。
本日もお読みいただきましてありがとうございます。
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