先日、日本語教育能力検定の後、足をのばして四国へ行った時に泊まったのが、こちら湯ノ浦温泉ホテルアジュール汐の丸です。
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しまなみ海道の終点 今治
今までにしまなみ海道自体は何度か行ったことがあるのですが、四国側まで渡り切ったことはなく、今治の町も今回が初めて。
あ、違う、社会人になって一年目に、出張で三原からフェリーで渡って行ったことがあります。ただ、その時は日帰りの改装の応援で、お店まで直行、終わったらそのまま、同じルートを帰っただけなので行ったうちにはカウントしなくていいと思うんです。
今回、試験の終了が１６:４０となっており、チェックインの最終時間は１９時。２時間２０分あればまぁ大丈夫かな、と思ったものの、途中で休憩も入れなきゃだし（おみやげの話ではなく、WCの話）体力、集中力も切らすとまずい。
久しぶりの長距離運転を重ねた中で、この旅程中、一番ハードな時間でした。
昨日ご紹介した来島海峡ＳＡ併設の今治北ＩＣ（インターチェンジ）が、四国に入って一つ目のＩＣ、二つ目が今治ＩＣで、そこで下りてから３０分弱です。
いやぁ、真っ暗になった、初めての町でも、ナビがあると楽でいいですね（ナビは昨年春に車を買い替えて、ようやく車に付いた）
懐かしの昭和のリゾートホテル風
建物は正面玄関側は全面ガラス張り、天井が高く、シャンデリアとまでは行かないのですがそれっぽい雰囲気の吊り下げ方のあかりがキラキラしています。
温泉はまだ禁止なので（温泉が、というより共同の浴場がダメ）せっかくの湯ノ浦温泉は行かなかったのですが、夕食、朝食付きで、久しぶりのホテルというか、……これ、なんていうんでしょうね、と思うと、あぁ、昭和のリゾートホテルだ！ と。
最近宿泊した中で似ている所と言うと、兵庫のファミリーイン今子浦とかが、こういう感じのお宿だったと思います。
部屋は和室と洋室があり、景色の良い大浴場があり、食事は宴会場で、一家族ずつのテーブルでコース、という……
これで伝わるかな。
部屋の中はこんな感じ。窓からは海が……うーん、あれ、海かなぁ？ という感じで景色の左端に少し。海の近くだったはずなんですが。
夕食は宝楽焼と鯛釜めしで大満足
夕食は、時間が時間だったので、部屋に荷物だけ置いて、すぐに向かいます。席にはメニューが。鍋がカレーなべです。珍しい。っていうか、めちゃくちゃ匂いがしています。
メニュー上はお造りになっていたのですが、うーん、生魚は無理ってお伝えしてたけど大丈夫かな、と思っていたら案の定、お刺身が……
ですが、「あ、すみません、生魚だめってお伝えしてたと……」と言いかけたとたん、「そうでしたね！ すみません、あります、大丈夫です、すみません！」と引き返して、無事こちらを再度持ってきて下さいました。
あ、端っこに映っているのは、ノンアルコールビール（零一）です。小瓶をいただきました。
メインの一つが宝楽焼。
大きな陶器のお皿に、焼石が乗っており、その上に笹を敷き、加熱調理済みの具材が乗っています。で、食卓上で、その石に日本酒を振りかけ、風味を付ける、という風になっていました。
村上水軍の勝利の宴に食された、といういわくつきの料理ということで、もともと聞いたことがあったので、この機会に食べられるなら、ということでこちらをお願いしていました。
「一人分なのでちょっとお皿が寂しいですけど」とお詫びされたけど、いや、仕方ないし。っていうか、一人分なのにわざわざ大きいのでちゃんと作ってくださって、こちらこそありがとうございます、という感じ。
鯛釜めし（タイトル写真）は、席のミニコンロで炊き上げです。こちらもアツアツで美味しかった。それと、写真撮ってないですが、鯛のかぶと揚げもありました。食べるの結構大変でしたが、これも美味しかったです。
朝食もちゃんと食べてＧｏ
夜はさすがに相当疲れていたようで、１０時を少し回ったところでダウン。前日にあまり眠れていなかったこともあり、あっという間に夜。
そして久しぶりに「目を閉じて、目を開けたら朝だった」というのを体験しました（あ、起き抜けにドイツ人と一緒に英語の歌を歌う、という意味不明の夢は見ましたが……）
睡眠をしっかり取ったら、朝はかなり元気になっていました。
朝食は、お膳スタイルで出てきました。左手前の３品載っているのが、しょっぱい系のおかずですが、その右の動物性たんぱく質のお皿の４品が、どれもちょっとずつでしたがとても美味しくて、最近あまり朝食をちゃんと食べていないにも関わらず（そして前日の夜あれだけ食べたにも関わらず）ぺろりと完食。
この日は四国水族館へ。好調な滑り出しとなりました。
本日もお読みいただきましてありがとうございます。
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如月 ローズ文章も書く、ソムリエ料理研究家
岡山県のスーパーマーケットで販促のお仕事をしています。社内での講師を中心に酒と食の楽しさをお伝えしています。
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