源氏物語はなぜ書かれたのか 井沢元彦

源氏物語の映画を見に行く前に、思わず原作本を買っちゃって、その時一緒に買ったのがこの本です。 結構しっかりとした内容というか、源氏の本筋ではなく、書かれたバックボーンの所の話だったので読了までに時間がかかってしまいましたが、ちゃんと読み切れました(笑) 源氏物語と怨霊と言えばやっぱり私的には過去に記事でも書いた六条御息所(「霊魂という存在になる女」参照)を一...

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紫の上幻想 ~息子は母親の理想か

男の人には「若い(幼い?)女を手に入れて、自分の思うように教育して、理想の女にしてみたい」という願望がある、ということを聞いたことがあります。 実際にどのくらいそう思っている男性がいるのかは定かではありませんが(意外に少ないかもしれない。面倒くさそうだしね)、その発想の中に、紫の上を手元で育て、やがて美味しくいただいた光源氏の存在があることは間違いないと思い...

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ガイズムービー的源氏物語

まずこれを書くにはガイズムービーって何って所からなのですが。 「恋愛小説は女子供のもの」みたいなこと、男の人がいうことってありませんか?「あ、源氏?……ふぅん」みたいな。所詮恋愛小説でしょ、みたいな。 世の中ではまぁ、男性は恋愛小説はそんなに好きではなく、恋愛小説は女性のモノってことになってる部分が、まぁ少なからずあるのですよ。 英語で、ガイズムービーとガー...

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キャラとテーマの繰り返し

さて引き続き、「源氏物語」に関しての、おおまかな私の思うところをつれづれに。 よく言われることですが、源氏物語の中では、同じテーマが繰り返して現れます。一番ぱっと思い浮かぶのが、義母の藤壺と密通した源氏が、女三宮を柏木に寝取られて、父の桐壺帝と同じ立場に立たされる、ということでしょうか。 この辺り、「因果応報」の文脈でも語られることが多いような気がします。 ...

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連載とキャラ萌え

さて、ここで、私は声を大にして言いたいことがあります。 今までも色んなところで口にしてきた、このお話。「もう聞いたよ~」という方はご勘弁くださいな。 それは何かというと。 「源氏物語は最古のキャラ萌え小説でもある」ということでございます。 何言ってんだ、源氏のテーマは諸行無常盛者必衰だ、という方もいらっしゃるかもしれないし、いや因果応報だとか、そんなことをお...

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