両親への手紙

昨日は、バドミントンとかしてて、書けなかったので、今日、両親への手紙を書きました。

電話だと、うまく伝えられないような気がして。

とりあえず、骨髄繊維症なのは間違いないこと、白血病のリスクがあるので、早急に骨髄移植を勧められていること、今月末に、移植をするのなら、お願いする先の、某大付属病院への紹介状を書いてもらったこと。

やっぱり書きながら、なんども、何度も涙と言うか嗚咽がこみ上げてきて、休み休み書きました。

何がこんなに怖いんだろうと思ったのですが、何か分からないから不安なんですよね、多分。
あ、もちろん死とか病苦への恐怖もありますが……

今、こんなに普通に生活出来てるのに。

ある日突然、体の中の白血球が暴走して、そこから2・3ヶ月で私はこの世にいないかもしれない。
そしてそれはいつ起こるかわからない。

こうやって書いてみれば、たしかにその恐怖と戦いながら、効くか効かないか分からない、動物実験の次くらいのモルモット状態の患者になるよりは、若くて、まだ輸血経験がない=他者の血液への抗体を持っていないうちに、骨髄移植にチャレンジした方が、いいような気がします。

そう言った、先生の話は、確かにすとんと納得できて。

移植だって失敗するかもしれない。
でも、成功する可能性の方が、今は高くなっている。
今の技術では、骨髄移植と言うのは、めちゃめちゃハイリスクな手術ではないらしい、というのは分かってきた。やっぱり失敗するかもしれないけど。

ただ、最初で最大の問題は、私は一体、何のために「生きる」んだろう。
誰の為に生きるわけでもない。家族も、子どももいるわけじゃない。
手術を受けることになれば、最悪私の今の存在価値の「仕事」からも「要らない」と言われるかもしれない。

動物はそんなこと考えないのかもしれないけど、私は人間で。

……なんの為に、私、生きているんだろう。生きて行けるんだろう……?

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