十人十色「源氏」は面白い


寂聴対談 十人十色「源氏」はおもしろい

さてここでご紹介するのが、この本です。
実は今、橋本治さんの本を読んでいるのですが(それはまた後日ご紹介します)、その中で瀬戸内寂聴さんの話が出てきて、あぁ、そう言えば読んだなぁと思いだし、この本を引っ張り出し……また読んでしまう。
この繰り返しで、なかなか新しい本は前に進まない。困ったものです(笑)

この本は、タイトルにもあるように、十人の方との対談集です。三島由紀夫さんから氷室冴子さん、俵万智さんから丸谷才一さん、五木寛之さん……そうそうたる顔ぶれが並んでいます。
93年に出版された本なので、その対談はそれ以前ということになるのですが、今読んでもやっぱり面白い。もちろん、あ、この話題古いな、ということもあったりはするのですが。

で、これを読み直して、もう一回瀬戸内さんの女人源氏物語を読み直したくなったのだから、もう……スパイラルですね。
で、この中で私が一番好きな対談は、というと。
やっぱり氷室冴子さんになります。もちろんそれぞれの専門をお持ちの方ばかりだから、それぞれに面白いんですけれど。
氷室冴子さんは、このメンバーの中ではお若い方で、瀬戸内寂聴さんもわりとくだけた感じでおしゃべりしてる、という感じなんですね。

で、この二人の趣味と、私の趣味が(おこがましいながらも)また、似てるんだ、これが。
この人に対してはこう思うよね、そうそう、という部分が、本当にその通り!という感じなのです。
もちろん、ここのところの好き嫌いは、多分人によって違うので、逆にそこを「えっ?」と思う方もいるとは思うのですが。(あんまり好きじゃない女性に関しても言及しておられるので、その人を好きな方は、ちょっとあんまり、と思うかもです)
が、まぁ源氏論の一番ミーハーで面白いところ、というのはこういうところだと思うわけで。
もしよろしければごらんになってみてください。


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