青銅器の歴史を変えた加茂岩倉遺跡

ショベルカーの跡の復元

妻木晩田遺跡からの、美容院。夜は松江に移動して、夕食(その話はまた別に)
一泊してから、翌日も弥生三昧(……)です。
朝、チェックイン後に向かったのは、加茂岩倉遺跡。

雲南市にある弥生時代の遺跡

加茂岩倉遺跡は、島根県雲南市にある、青銅器の一種の「銅鐸」が大量出土したことで有名な遺跡です。雲南市のホームページのリンクです↓
当時の状況から、学術的な価値まで、結構詳細に語られています。

https://www.city.unnan.shimane.jp/unnan/kankou/spot/iseki/musium02.html

出土地は、現在史跡公園として整備されており、復元された出土状況などをいつでも見ることが出来ます。タイトル画像は、その復元された出土状況の、一番……なんて言うんでしょう、クライマックス?

ショベルカーでざくっと掘った、一番最初の銅鐸が、ショベルカーによって削り剥がされてしまって、他の銅鐸もちょっとむき出しになってる、という状況を復元したものです。

この近辺だと、銅剣が大量出土した出雲市斐川町の「荒神谷遺跡」があります。

http://www.kojindani.jp/

比較的近い場所にある遺跡(および史跡公園、博物館)なのですが、この二つとも、出土地をかなりリアルに再現しており、一緒に回ると「え? この距離(直線で4Km弱/山一つ越えくらい)で、こんなにあちこちに、こんなに大量の青銅器が?」という気持ちになるので、興味のある方はぜひ「ハシゴ」してみることをおすすめします(今回、私はもう一つの方へ行きたかったので、荒神谷遺跡には寄ってないですが)

車止めからして、銅鐸

このエリアではあまり珍しくないのですが(割とあちこちにある)、県外の人になってみると、かなり「わー」とびっくりする、銅鐸の車止め。金属製(?だと思います)で、めちゃくちゃ頑丈な感じです。

史跡公園内に車は入れないので、駐車場に車を停めて、少し歩きます。ゆるやかに谷を登っていくんですが、どん詰まりで、少し斜面と階段を上がると、出土地です。

精密な復元

こんな感じで「ザクザクと出た銅鐸」が復元されています。

タイトル画像のショベルカーでざくっと、の中には足を踏み入れることが出来て(現物ではなく、復元ですからね)発見者の気分にもなれます。

写真の一番右側、手前に、ちょっと「黒い穴」のようなものが分かりますでしょうか? これが一番最初に「ショベルカーで掘り出された」1号銅鐸の「痕」なんです。

近くで撮ると、こういう感じ。

ここの遺跡、もともとはこの辺りに農道が通ることになっていて、その工事中に発見されたんですよね。ここの発見当時の話として「ショベルカーのショベルの中に青いものが見えたので『だれかがポリバケツでも埋めて捨てたのかな』と思ったら青銅器だった」という話があるのですが、このエピソードが大好きです。

担当者、びっくりするよね、とか。それでも「こりゃ大変だ」ということで、すぐに連絡が飛んで、市の担当者が見に来たので、破損もかなり少なく、出土状況がかなりきれいに保存出来たこととか。
もともと、やっぱり工事の担当者の方が「なんだこれ?」と思って貰えなかったら、そこから相当「ガツガツ」掘られて、今のように「出土状況がきれいに残る」ということはなかったんだよな、と思うんですよ。

あと、ここの銅鐸は「入れ子」になっているのが大量にあった、というのがあって(他も入れ子はあったようなのですが、出土状況がはっきりしているため、大量の入れ子が残っていた)それもきちんと復元されています。

埋められる過程ではなく、入れ子にして土を詰めてから埋めたようです。どうしてなんでしょうね。分からないことだらけだなぁ。

人に会わない

ということで、1時間程度、この辺りでぶらぶら(写真撮ったり、俳句のことを考えたり)したのですが、なんと。
誰一人として、会いませんでした。以前来た時もそうだったんですよね。

遠足シーズンだとそうでもないのかも知れませんが、とりあえずマイナーな場所、という感じです。でもこの新型コロナウィルスの時代には、このくらいでいいのかも。

公園内はちょうど猫柳がぽつぽつと出始めていました。

日が当たると、ちょっとキラキラしてきれいだったです。
ということで、次の目的地へと向かいました。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

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アバター如月 ローズ
文章も書く、ソムリエ料理研究家
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