暑くなってくると、スタミナががっつりあるものを食べて、元気をつけておかなきゃ! という気持ちになりますよね。豚肉は、ビタミンB1が豊富で、この時期にはぴったりの食材です。チリペパーやブラックペパーと合わせてピリ辛に。ごはんも、ビールも止まらない、豚バラ肉の情熱焼き、赤と黒の色合いから情熱焼きと名付けました。
付け合わせにはニンニクの芽を。アリシンとカロテンも豊富で、豚肉との相性もばっちりです。ぜひひーひー言いながら食べて、暑さを吹き飛ばしましょう。
Contents
作り方
材料 一人前
豚バラ肉(焼肉用)150g
チリペパー 小さじ1
あらびきブラックペパー 小さじ1/2
あらびきガーリック 小さじ2/3
チューブしょうが 4cmくらい
濃縮つゆ 小さじ1
黒ゴマ 大さじ1
(※かなり辛口の配合です。辛いのが苦手な方は、チリペパーとブラックペパーを減らし、ガーリックとショウガを多めにしてください)
付け合わせ用
ニンニクの芽 1/2束
玉ねぎ(中) 1/2個
油 少々
塩コショウ 少々
野菜はゆっくり炒めておきます
付け合わせを先に作っておきます。コンロが二口でしたら、火力の小さい方を使って、ゆっくり並行して作っていきます。
ニンニクの芽は4~5cmに、玉ねぎは細切りにしておきます。
油少々を敷いたフライパンに、ニンニクの芽と玉ねぎを入れ、ゆっくり炒めます。塩コショウは少々。なくてもいいのですが、そうするとちょっとぼやけた味になるため、甘みを引き出すために、というくらいの量にします。
この甘い野菜が、しっかり辛味のある豚肉の刺激を和らげてくれますので、味付けはあくまでも控えめに。
豚肉を焼く
一つのフライパンで作る場合は、野菜は取り出しておきます。一旦キッチンペーパーで油をふき取り、豚バラ肉を並べます。弱火で、脂がしっかり出てくるよう、じっくり焼きます。脂身の端が少しカリカリになるくらいが目安です。
焼きあがったら、一旦とりだします。
サクサク激辛ペーストを作ります
豚の脂を大さじ1ほど残して、残りは捨てます。弱火で、火をつけ、しょうがを入れます。
しょうがと脂がなじんで、ふわーっとなってきたら、チリペパー半分、あらびきブラックペパー、あらびきガーリックを加え、さらに混ぜて火を通していきます。
油となじんで、ペースト状になってきたら(焦げ付かないよう注意!)濃縮つゆを加えて、さらに混ぜていきます。そこに黒ゴマを入れ、残りのチリペパーを投入。
一混ぜしたら、豚肉を入れて絡めます。下ごしらえした野菜を皿に敷いて、その上に盛り付けて出来上がりです。ガーリックと黒ゴマのサクサクの激辛ペーストが美味しいので、フライパンに残らないよう、豚肉に載せて一緒にお召し上がりください。
チリペパーとブラックペッパーで、かなり辛くなりますが、玉ねぎとニンニクの芽の甘さがいい感じにゆるめてくれます。豚バラ肉から出た油を使うことで、うまみも残り、またその脂に唐辛子やブラックペパーの辛味が染み出し、ラー油のような美味しさも出てきます。
以前から鶏肉でも同じようなものを作っていたのですが(味付けの所ですね)、その時はニンニクを刻んでいましたが、今回あらびきガーリックを作ってやってみたらサクサク感がアップ。昨日のパイもそうですが、このあらびきガーリック、サクサク感が結構残るのがすごいです。
ビールにも、白ご飯にも合う豚バラ肉の情熱焼きで、夏バテも、梅雨の蒸し暑さも吹き飛ばしましょう。
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