お刺身のさんまを使って簡単カルパッチョ

さんまのカルパッチョ

さんまが店頭に大分復活してきました~~! 昨日は美味しそうなお刺身を見つけたので、シーズン中には一度は食べたいカルパッチョで。おとといの残りのスパークリングワインにもぴったりな、そして切るだけ載せるだけ、簡単なさんまのカルパッチョのご紹介です。

はじめに

生魚の洋風の食べ方としてはメジャーになってきたカルパッチョ、実は魚を使うのは日本発祥って知ってましたか? もともとのカルパッチョは牛肉などのお肉だったのをあの落合シェフが魚で作ったのが始まり、今や逆輸出(?)されて外国でも生魚の食べ方の一つとして広がっているそうです。
また、もともとのカルパッチョは肉料理。シンプルに塩コショウオリーブオイルにチーズ、というシンプルなものだったのが、魚に代わって、やがて野菜を合わせるようになり、今や海鮮サラダと言ってもいいのではないかというくらいの大変身です。今のお野菜たっぷりのカルパッチョも好きですが、個人的にはいつか牛肉の元祖カルパッチョも食べてみたいなぁと思っています。

作り方

材料

1人分
さんまお刺身 一人前
ベビーリーフ 一つかみ
レッドオニオン 1/4個
オリーブ 1個

オリーブオイル 大さじ1と1/2
ハーブソルト 少々
ポン酢しょうゆ(市販のもの) 小さじ1/2

塩少々
レモン 櫛切り 1切

下ごしらえ

お刺身は切ってあるものならそのままでOK。切ってない状態の場合は、薄く削ぎ切りにします。
ベビーリーフはさっと水洗いして、水分を切ります(キッチンペーパーやふきんを使って)
レッドオニオンは、薄くスライスします。
レッドオニオンのスライス

昨日書こうと思って忘れていましたが、こうやってまな板に並べて少し空気にさらすと、辛味が抜けます。レッドオニオンは普通の玉ねぎに比べて辛味が少ないので、これでやわらかい味わいに。普通の玉ねぎを使う場合は風味が強いので、水にさらしてください。

オリーブはみじん切りにします。ブラックの方が色がかっこよくなりますが、グリーンしかなかったので今回はグリーンのオリーブです。
オリーブのみじん切り

調味料を合わせる

材料の調味料を、小さい容器に入れて、よく混ぜます。
調味料を混ぜる

ポン酢しょうゆはミツカンの味ぽんとかがスタンダードで美味しいですが、もちろんゆずぽんでもOK。柑橘が強いものを使う場合は、最後に掛けるレモンの量などを調節してください。

盛り付ける

器にベビーリーフを広げ、その上にさんまを並べます。重ならないように、なるべく平べったくなるように並べるのが「カルパッチョらしい」感じになります。
その上にオニオン、オリーブを広げ、合わせ調味料を均等に回しかけます。

レモンの櫛切りを飾り、お好みで塩少々を回しかけます(美味しい海塩があるとベター)

盛り付け

塩は見えませんが、今回はフルールドセルを3振りくらい、上から掛けています。粒の大きい塩なので、味に濃淡が付いて、いいアクセントになります。

by カエレバ

スパークリングワインに合う

白ワイン、スパークリングワインによく合う味付けにしてみました。ポイントは味の強弱が出るオリーブと、調味料にポン酢しょうゆを使う所です。
ポン酢しょうゆは少な目に(たくさん使うと、ポン酢しょうゆ味になってしまいます) あくまでも隠し味的に、さんまの魚の風味とオリーブオイルをつなげる感じに使います。

仕上げにレモン(写真はライムに見えますが、今シーズンの青レモンが出ていたので、喜んで買って帰りました♪ さっぱり味です)を掛けることで、白ワインやスパークリングワインの酸味ともうまく合ってくるのが美味しさのポイントになります。柑橘の香りは、白ワインとは好相性です。
さんまのお刺身、白ごはんもいいけれど、カルパッチョでワインも捨てがたい美味しさ。ぜひお試しください。

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如月 ローズ
文章も書く、ソムリエ料理研究家
岡山県のスーパーマーケットで販促のお仕事をしています。社内での講師を中心に酒と食の楽しさをお伝えしています。
*お酒と料理で豊かな食を
毎日の食をもっと充実させたい、あるいはさせたいと思っているけれど、イマイチ充実しない……そんな思いを抱いていませんか? そんな毎日を、ちょっとしたアイディアや情報をご提案することで、ストレスなく幸せな食生活、――ひいては幸せな毎日を過ごしていただきたい、そんな思いで運営しています。

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