久しぶりの骨髄検査してきました

岡大病院の定食

昨日、本当に久しぶりに、骨髄検査をしてきました。
前回が、記録を見ると、2010年のことなんですね。前回も、痛かった記憶しかなく、それを何度も先生に言っていたので、今回は前回よりは少しラクでした。
まぁでもまだ痛いけど。

ということで、記録がてらの記事更新。

骨髄検査って?

名前を聞いたことのある方は多いかもしれないですね。骨髄、というのは骨の中にある組織で、造血系の病気の場合、これをしないと、いろいろと始まらない検査です。

腰の骨(もらった説明を見ると、胸の骨のこともあるようです)に太めの針をさし(当然骨に穴をあける)中の骨髄液や、組織を採取します。

痛いの?

えっと……私の場合、かなり痛い思いを今までしてきました。

ただ、ですね、その3回ともちがう病院でやっていてですね、2回目、3回目ともに「痛いんでイヤです」「そんなに痛くないでしょ」「いや、翌日仕事どころじゃないし、当分痛いし、その時も痛いし!!」「えー、そうかなー そこまで痛くないでしょ」「いや、前の時もそういわれて、後から『ごめん、痛かったよね、時間かかった! ごめん』とか言われてるんですよ」という会話をしてるので、「私が」特に痛い思いをしているようです。

一応、一般的には「数十分横になって休めば、普通に生活できる、まれに痛みが残ることがあるけれど、それはそんなに多くないし、大丈夫大丈夫」な感じなもののようです。

ちなみに、前回はYahoo!Blogをすでに始めていましたので、記録が残っています。

とりあえず、骨髄検査が終わりました。 ここで書くのもどうかと思ったんですが……あえてネタにしてみる。ってわけで、タイトルにも書いたよう...

準備は万全

で、先生からは「そうは言っても、こればっかりはさすがにそろそろしないわけには行かないし、一回はどこかで覚悟を決めてもらわないと……」と言われており、今回の検査となりました。

で、翌日(今日です)休みを急遽もらい、岡山からだと車で2時間近くかかるので、当日津山に帰るのはあきらめ、ビジネスホテルを予約。

当初は輸血もしなきゃかもなぁーと思っていたのですが、Hbは7.4で輸血はなし、検査のみ、ということになりました。

主治医の先生からは「僕がやるんじゃなくて、もっと上手な、慣れている先生がやるから」と言われていたんで、そこはもう、岡大病院で一番上手な先生にやってもらう以上は覚悟を決めないとな~ と思っての当日となりました。

実は少しだけリハーサル

実は、この前。輸血していた隣のベッドで、やや年配の男性っぽかったのですが、骨髄検査、しておられたんですよね。

で、会話とかも聞こえてくるし(こっちは輸血でやることなく、横になってるだけ)次回は自分もやるし、だしで、ついつい会話とか聞いてしまいます。

で、その方もやっぱり「骨髄液」は取れなくて、生検(組織を取る)でいいですかーって電話したりしてまして。あぁ、私もこういう感じになるんだろうな、と思ってました。

いよいよ本番

で、当日です。先生は、この前となりで聞いてた先生と、多分一緒。主治医の先生から話も行ってたらしく「前回やったとき、痛かった?」「取りにくいって言われた?」「何回か刺したか分かる?」「麻酔効きづらいって?」と質問が。

簡単に「麻酔は効きづらいと言われて、確か追加しました」「とにかく痛かった記憶しかないです」「入りづらい、と言われました」「終わった時、先生が汗だくで、めっちゃ大変そうでした」という内容を説明。

最初は割と砕けた感じの「気負わなくていいよー、ラクにねー、僕がやるから大丈夫!」みたいなノリの話し方だったんですが、どんどんトーンがシリアスになっていくのが口調からも少し感じられました(すでにうつぶせでスタンバイしてるので、表情は見えない)

その時には気づかなかったんですが、研修医の先生も一緒だったんですよね。

で、麻酔。痛い。まぁでも想定内です。歯医者さんでも思うんですが、麻酔かけて痛くなくしても、その麻酔自体が相当痛いのって、どうなんでしょうね。

今回は、麻酔が効きづらいと話してあった分、「うーん、まだ痛いか、じゃ、ここも」(研修医の先生が刺していた、多分)とざくざく刺されていきます。
で、どうしても痛みはなくても、感触は残るから、と言われ、穿刺がはじまりました。

ただ、確かに入ってる感はあるものの、痛みは前回より圧倒的に少ない。
で、「取れない」……からの「生検だけでいいですか」と主治医に連絡が行き、その確認を取ってからの「ごめんなさい、ドライタップと言って、液が全然とれないんですよ、なので、生検っていう組織を取る検査をします。これはちょっと痛いかも」との話。

うん、ですよね。会話も聞こえたし。骨髄すっからかんです、って言ってましたよね。ということで「はいー」と言ってから、そこからは前回をほうふつとさせる「がりがりごりごり」が始まりました。

でも、痛みは少なかったです。あーこれ、やっぱ麻酔が今回はしっかり効いてるのかな、っていうか、そうか、あれはやっぱり効きが悪かったんだ、とか考えている頃、どうやら先生方は佳境だった様子。

「力要るんだったら、僕がやりましょうか(by 研修医の先生)」とか「うわ、マジでこれ、入らんわ」とか「ちょっと頑張ってください」とか「前の時先生が汗だくになったっていうの、めっちゃ分かりますよ」とか、そういう会話と、骨のゴリゴリが続いて、右の太ももの付け根と、うつ伏せになっていて頭の上に上げていた右手がしびれてきたころ、ゴリゴリゴリ、ベキ! と音がして(あー、これ、前と同じだ、前も生検までやってたんだなー)と思った時に、「終わりました」「おつかれさまでした」との声が。

うつぶせながらも「ありがとうございました」と言ってなんとなくへなへなとなってしまいました。

しかしあれですね、前回と違う先生だけど、結局最後らへんは「痛いよね?」「ごめん」「もう少しがんばって」のランダムローテーションになってた気がします。やっぱ、最後の最後は、そのくらいの声かけしかできないものなんでしょうね。

で、止血で30分、でもまだ止まらずもう10分。その時に、取ってくれた先生と研修医の先生が来られて「ごめん、よかったら研修医に脾臓ちょっと触らせてあげてもらえませんか」と言われたので快諾。

で、その時についでに(別に聞かなくても良かったんですが気になっていた)剣状突起右にずれてね? 疑惑を先生にぶつけてみました(触るのは研修医の先生だけだったので、先生はちょっと手持無沙汰というか、なんかちょっと世間話的に聞いてみようと思ったんですよね)

そしたら「いや、脾臓はそんな上までこないから」「あ、でもCT見てみましょう、CT」と言って出て行かれて、しばらくして「脾臓はそこまで行ってないけど、脾臓に押された肝臓が、どうもそこまで行ってるから、確かに押されてますね」と言われました。やっぱずれてるよね、これ。

宿泊先にて

で、止血が終わって、帰っていいですよ、と言われて恐る恐る起き上がり……

痛くない! いや、痛いんですが、前回が「鉛筆刺さってるよね? これで車で40分、自力で帰れと?」みたいな感じだったのに比べると、全然ラクなんです。

当たったり、姿勢によっては痛いんですけど、ずいぶんと痛みは軽かったです。考えながら帰ったのですが、前回が鉛筆なら、今回はつまようじくらい?
それも「あ、もう抜けてはいるんで、大丈夫です」くらいの感じでした。

そうは言っても、ホテルは取ってるので、とにかく休むことに。

ホテルには15時くらいにチェックインして、しばらくは割と元気だったのですが、4時くらいに強烈な眠気が。そのまま20時半くらいまで、しっかり寝て、そこから夕食を取り(買って入ってました)10時過ぎにはまた就寝。

今日の朝は、7時半まで、ほとんど目覚めることなく(トイレに一回、なんとなく痛くて、目が覚めたかなー、でもそのまま寝たよーくらいが一回)しっかり寝ることが出来ました。

やっぱり体は「この状態は休めないといけない」って分かってるんだなぁという感じでした。

ジャカビは倍量に

今回、Hbは下がってなくて、でも脾臓はまだまだ大きいままなので、ジャカビを増やすことに。一日20mgの今までの倍量にすることにしました。

薬局の薬剤師さんには「急に倍は、大丈夫ですか? 次回まででも、異変があったら連絡してくださいね」と言っていただきました。

今日は朝チェックアウトしてから、お昼を食べて帰ってきて、夕方、また少し(2時間弱)寝て、とりあえず大分動けるようになってきた。

明日からは仕事。来週には試験頑張ったご褒美連休があるので、そこに向かって整えて行こうと思います(でも、あんまりアクティブには動けそうにないかな……)

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

如月 ローズ
文章も書く、ソムリエ料理研究家
岡山県のスーパーマーケットで販促のお仕事をしています。社内での講師を中心に酒と食の楽しさをお伝えしています。
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