雲白肉ウンパイローは、平たく言えば冷しゃぶです。
なんでこんな名前なのかっていうと、たぶん見た目ですよね。冷しゃぶ、という言葉も涼やかで好きなのですが、雲白肉という名前もなんだか少しロマンチックで、字面がいいなあと思い、見かけた時に少し感動したのを覚えています。(たぶん中華の調味料で、雲白肉用ソースってのを見つけた時です)
豚肉を茹でる辺りは通常の冷しゃぶと同じなのですが、ポイントはきゅうりとタレ。
きゅうりはピーラーでひらひらのリボン状にします。で、塩で少ししんなりと。これがあるとないとでは、食感も味わいも、香りも、ずいぶん違います。あ、見た目も白い豚肉との対比がとてもきれいになりますね。
もう一つのポイントはピリ辛のゴマダレ。と言っても難しくはなく、通常のごまだれ(もしくはごま系のドレッシング)にラー油をプラスしています。
トッピングについては、……こんかいはネギがなかったので、みょうがで。
通常の薬味系のお野菜だと何でも合いますね。あと、最初に見たレシピには載っていなかったけど、個人的にはもみのりを散らすのも好きです(今回も載っています)
と、らしさ、というかそれっぽく見せるのに欠かせないのが糸切り唐辛子。これがあると一気に中華っぽくなります。あ、白ごまを散らしてもいいですね。
ということで、メインのおかずにもなるし、ビールにもよく合う、この時期ならではのピリ辛の冷しゃぶ。
作り方としてはとても簡単なので、おすすめの一品です。