年始に下着を変えたり、歯ブラシを変えたり、という、それぞれの「年始のルーティン」というものがあるご家庭も多いのではないかと思いますが、私が個人的に行っているのは「箸と箸置きを、1セット下ろす」というものです。
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一年かけて選ぶ
新年に下ろすこともあるんですが、おせちに寿のお箸が付いてくることも多く、その場合は大みそかに少し早く下ろすこともあるし、2日以降になることもありますが、箸と箸置きを1セット、下ろす――すなわち、未使用のものを使い始める、ということをしています。
これは別に実家でそういう習慣があったわけではなく、どちらかというと自分的には苦肉の策。
箸とか箸置きって、意外に長持ちするので、衝動買いなどをしてしまうと、あっという間にいっぱいになってしまうんですよね。箸置きとか、旅先なんかで器を見ることも多いので、以前は「一泊二日の旅で、さかずきが3つ、箸置きが5つ」自分用のお土産……なんてことがざらにありました(えっと、箸置きとか盃って、かさばらないし、単価も低いので「ま、いっか、これくらい」とお財布もゆるみがち)
が、そんなの、まともに家で箸と箸置き使ってご飯食べるのなんて、一日に一回がいい所なので(平日は夕方だけ、休日も、昼はパンなども多いし、ラーメンみたいなものだと、さすがに箸置きは使わない)傷むわけでもなく、さらには、箸置き買ったら、気に入れば気に入るほど「これに合う箸が欲しいな」とか。
ということで自分に対して制限を掛けました。
「箸と箸置きは一年に1セットまで!」
が、これだけ溜まっている

上から順に古いものです。あと、一年に1セットって決めた、って書いてるけど、2020年はこのルーティンをしていなかったので(お正月が病院だったため)夏に和田珍味に行った時に衝動買いした箸置きと、その後その箸置きに合わせて探した箸が下から二つ目のセットです。
一番下が2021
一番下のセットが2021のセット。これは夏にFrancFrancで買ったもの。タイトル画像にも使っていますが、大みそかの夕食に下ろしました。
箸は紺色に、メタリックな打ち上げ花火柄なので、この時期の箸ではないと言えばないんですが、樹脂製の、金箔(的なもの)がちりばめられた箸置きがあったので、これとセットにすると、金銀で結構おめでたいっぽい感じになって、いいんじゃない? と思ったので、夏に買ったのですが、ずっと使うのを我慢していました。
箸置きあれこれ

上の写真の箸置きだけ並べたのがこの写真です。あ、ちなみに持っている箸置きがこれだけってことはないですよー。やっぱ、単独で買いがちなのは、相変わらずなので。例えば、このブログで書いた「目黒雅叙園和のあかり展」に行った時にも実は一つ買っちゃったのですが、それはここには載ってないですし。
今のルーティンを決める前から沢山あった箸置きは、別に処分したわけでもなく、相変わらず、使ってますし。しかも、これを撮ったあと、1セット忘れてたというか、一番最初に「セットで一年に一度下ろそう」と思って買った箸と箸置きが、この写真に載ってないことに気づいたりしたし。

このセットです。木目×桜の貝細工。色がちょっと違うことからも分かるように、セットで売っていたのではなく、先に箸を買って、この箸に合う箸置き~ と探した最初のセットになります。
で、後は、上の箸と箸置きのセットになっている写真、記憶の中ですが、多分上から、古い順に並べてみました。
一番上の銀色の四角は、一番上の箸を決めて、それに合う箸置き……ということで、この四角を買ったのですが、年明け初詣に八重垣神社の隣の雑貨屋カフェ「八重」で、箸の載っているバラの箸置きを見つけ、それにチェンジしたもの。
上から三つ目は、ジンベエザメ柄の箸置き。これは箸置きが先。
その下の白黒の桜は、先に金銀黒の箸があり、それに合う箸置きを出張の度に探し回り(何してんだ)京都の伊勢丹で見つけた、私史上最高額の箸置きです。

これなんですけどね。貝なのは分かるんですが、どうなっているのかが分からない、未だになぞの作りなんです(下が白い貝なのは分かるのだけど、黒い層があって、なんでこんな風に光るのか/透けているのか、それともこういう状態になっているのか/が分からない)
等々……
こうやって並べると「そういや、この箸置き探すの苦労したなぁ」とか「この箸買ったのは、小浜の箸の館だったなぁ」とか、旅先の景色まで思い出したり、今年の場合は「10万円給付で雑貨買ったなぁ」とか、色々思い出せて楽しいです。
ちゃくちゃくと在庫も増えていくので(それの良し悪しはともかく)なかなか楽しいですよ。
ということで、箸と箸置きのお話でした。
本日もお読みいただきましてありがとうございます。

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