先日、買い物に行った時になにげなく目にしたプルドビーフ。「ふーん、これって要はコーンドビーフみたいなもん、ってこと?」と思いながら、まぁせっかくだし……と思って買って帰りました。
ほぐせる、常温保存できる調理肉、といった感じでしょうか。特徴は「塊肉を煮込んで、ほぐれる状態になったものに味がついてる」という感じ。
https://www.nipponham.co.jp/stock-meat/味はバーベキュー味、となっていましたが、食べて……ん、なんかアメリカン(笑) なんていうんでしょう、日本の家庭料理にはあまり出てこない味です。
で、思い出したのが、タイトルにも書いている、アメリカのローカルグルメ、フィリーチーズステーキです。
Contents
最初は現地
と言っても、ずいぶん昔のことで、アメリカ旅行に行った時にガイドブックに書いてあり、行ってみたのが最初です。その後もう一か所くらいで見かけて、食べたかな。
ステーキと言っても、スライスのお肉で、しかも具が玉ねぎと牛肉とチーズ、でパンにはさんであるという、ホットドッグの変わり種、のような印象でしたが、まぁこれが美味しかったんですよ。
日本に帰って、何度か作ってはみたものの、どうも「遠くはないんだけど、何かが違う」という感じでした。
今回、プルドビーフを食べてみて、これで作ったらどうだろう? と。アメリカンな味なので、意外にしっくりくるんじゃないかな、と思ったのが発端でした。
美味しく出来た! しかも(元々そういうものなので)シンプル!
ということでご紹介です。
作り方
材料
(今回はタカキベーカリーのソフトフランスロールを使用)
オニオンスライス 1/8コ分(おおよそ)
プルドビーフ 25g
シュレッドチーズ(ミックスタイプがおすすめ) 20g程度
バター 1かけ
下準備
玉ねぎをスライスして、水にさらしておく。プルドビーフはほぐしておく。濃い目の味が好きな場合、たれをしっかりからめて使う
パンを切って焼く
パンは縦半分に切れ目を入れて、トースターで軽く焼く(2分半くらい)
内側の左右に、バターをしっかり塗り込む
挟んでさらに焼く
バターを塗ったら、耐熱容器にクッキングペーパーを大きめに敷き、パンを広げて、水気を切った玉ねぎ、プルドビーフ、チーズの順で載せていく。
最終的に、このクッキングペーパーで包んで食べるので、チーズなどがこぼれても大丈夫なように、上記のように大きめに。
オーブントースターで、チーズが溶けて、ふつふつとするくらいまで焼いたら出来上がり。
載せすぎると、パンが真っ二つになったりしますが、このペーパーで最終は包むので、気にしなくて大丈夫です。
食べる時は豪快に
上で書いたように、食べる時は、この開いたパンを、包みながらはさみながらまとめて行き、端から豪快にかぶりつきます。
こういう風に、中央に「ぎゅむ~」となるのですが、乗せただけだと、玉ねぎもプルドビーフも結構隙間だらけなので、いい感じに中身が詰まってきます。
あとはやけどに注意です。パンが小ぶりなものを使っているので、ちょっとした昼食や軽食にぴったりです。
今までで作った中で、一番「記憶の味に近づいた」という感じでした。パンが、今までは日本の「コッペパン」というか、「ホットドッグ用のパン」みたいなのを使っていたのですが、今回このフランスパンを使ったら「あれ? こういうパンだったかも」という気持ちになってきましたね。
しかも思ったより簡単でした。今まで頑張って炒めていたのとか、なんだったんだろう……まぁいいけど。
というわけで、簡単フィリーチーズステーキ風の作り方、というか「作ってみた」情報でした。
本日もお読みいただきましてありがとうございます。
↓ランキング参加中↓ ランキング参加中↓ 美味しそうと思ったらぜひぽちっと♪にほんブログ村
書くの大好きソムリエ&料理研究家。文章長め、肴多し。
現在岡山県のスーパーマーケットでシステムのお仕事をしています。
※(2019年11月より骨髄線維症治療に伴う造血幹細胞移植のため休職、2021年春仕事に復帰しました)
*家飲みを、もっと美味しく簡単に*
毎日の食をもっと充実させたい、あるいはさせたいと思っているけれど、イマイチ充実しない……そんな思いを抱いていませんか? そんな日々を、ちょっとしたアイディアや情報をご提案することで、ストレスなく、もっと楽しく快適に過ごしていただきたい、そんな思いで運営しています。
Instagram @febroses
noteでも発信中 如月ローズ https://note.mu/febroses