日本酒にも合う 南蛮風鶏つけそば

鶏つけそば

今年は暖冬とはいえ、さすがにそれなりに寒い日が続いていますよね。簡単で、うまみのあふれる鴨南蛮の鶏肉バージョン。つけそばでいただいていますが、具材は日本酒にも合う、ちょっとしっかりめの味わいです。

はじめに

以前に出雲地方に旅行したときに、鴨のつけそば(鴨汁そば)をいただきました。

https://ameblo.jp/shuz21/entry-12276360358.html

鴨肉はあまり簡単に手に入らないし、鶏のモモ肉も結構好きだし、脂がしっかりしててネギに合う、という意味では、鶏肉でもイケるのでは!? と思い作ってみたのが最初。
そばを茹でるお湯を沸かしながら、一緒に作業していくと、時間的にはちょうどいい感じで、意外に手間もかからず、出来上がりはうまみがたっぷりのいい感じ。
お好みで七味をふれば、いい酒の肴にもなります。

作り方

材料

1人前
そば 1人前

鶏肉 80g
白ネギ 10cm程度

そばつゆ(濃縮つゆ) 適量 *1
水 適量 *1

(お好みで)七味 少々

*1 つゆは今回はそばについていた1人前を使いましたが、市販の濃縮つゆでOKです。「つけつゆ」の濃度より少し薄いくらい(水多め)にして、出来上がり分量を調整してください(出来上がり分量200ml~くらいがいいと思います)

下ごしらえ

鶏肉は、やや小さめの一口サイズに切ります。
皮は苦手な方は取ってもいいですが、脂分とうまみが結構出るので、一緒に煮込むのがおすすめです。

鶏肉は一口サイズに
ちょっと小さめのひと口サイズに切り分けます

白ネギは、斜め切り。
白い所がおいしくておススメなのですが、白い所だけだと、出来上がりがちょっと寂しい感じになるので、青い所も少し入れて切ってみました。

白ネギは斜め切り
碧い所も少し入れると、出来上がりがきれいに

煮込む

鍋に調味したつゆと、鶏肉、ネギを入れて煮込んでいきます。最初から肉もネギも入れることで、つゆにうまみが溶けだして、美味しいつゆになります。

ネギと鶏肉を煮込む
あまり強火でない方が、美味しく出来上がります

途中、アクが出るようでしたら、丁寧に取り除いてください。
肉にしっかり火が通り、鶏肉の油がきらきら浮かび上がってきたら出来上がりです。
そばと茹で時間が前後する場合は、とろ火か余熱で、冷めないようにしておきます。

そばを茹でる

そばを茹でます。最初の下ごしらえくらいで鍋に湯を沸かしはじめ、そろそろつゆもいいころかな~ という頃にはお湯が沸騰して、あとはそばを入れるだけ、という風にしておくと段取りよく進みます。

蕎麦を茹でる
今回は奥出雲の本田の新そば

そばはメーカーさんの指定の茹で時間でOK。
そばのセレクトは(最初に食べたのが出雲そばだったこともありますが)うまみがたくさんあるつゆに負けないように、味わいのしっかりした香りも強めのそばがおすすめです。

茹で上がったら、ざるに上げ、冷水でしっかり洗い、水気を切ります。

盛り付け

そばは器に盛り、つゆは小どんぶりか、大き目のお椀に移します。
冷たいおそばとアツアツのつゆ、という組み合わせが美味しいです。
また、水気をしっかり切らないと、意外にあっという間につゆが薄くなってしまいますので、そこだけ注意が必要です。
お好みで七味を振って、どうぞ。

日本酒にも合う

おそばとして、もちろん美味しいのですが、このつゆのねぎや鶏肉には日本酒もよく合います。シンプルイズベスト、という感じ。
そば屋に行くときは往々にして車なので、飲むわけには行きませんが、この組み合わせは「そば屋で飲むってやってみたいなぁ」と思う味わい。

これでつまみとごはん(主食)と、一気にまかなえるので、台所に立つ時間もそんなに長くなくて済みますし、満足感もたっぷり。
ぜひ一度お試しください。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

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如月 ローズ
文章も書く、ソムリエ料理研究家
岡山県のスーパーマーケットで販促のお仕事をしています。社内での講師を中心に酒と食の楽しさをお伝えしています。
*家飲みを、もっと美味しく簡単に*
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