名古屋市科学館 特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」へ行ってきました

先日の記事で名古屋に行ったと書きましたが、一番の目的はこちら、通称宝石展(公式のTwitterアカウントでもハッシュタグにあるし、サイトアドレスもhoseki-tenなので、多分いいんでしょう)でした。

7月14日、15日と一泊二日、先日書いたご褒美旅で名古屋に行ってきました。 朝の6時出発 夜の9時帰宅 なかなかハードなスケジュール...

この宝石展は、そもそもは東京の科博(国立科学博物館)でやっていたのですが、コロナのこともあり、東京は個人で遊びに行くにはかなりハードルが高い(岡山からだったので新幹線一本だったんですけどね)

結局断念していて、終わっちゃったな、と思っていたら「次は名古屋」との告知が!

名古屋、一度行きたかったし、東京大阪よりは(コロナの社内手続きの)ハードルが低い! これは行くしかない!! と思って行くことに決めた、という経緯があります。

キセキ 奇跡 貴石 奇石……?

さてこちらの宝石展、正式名称はタイトルに書いているように「特別展『宝石 地球がうみだすキセキ』」となっています。

https://hoseki-ten.jp/

キセキとカタカナにしてあるからには、きっと掛けてあるよなぁ、と思いながら色々情報を取っていて、私の心を鷲掴みにしたのは、前回もご紹介したネギの写真でした。

職場でも「ねぎのトルマリン」と言ったらまったく「何言ってるかわからない」と言われたのですが、写真見せたら「ネギだ……」「ネギ……」ってなってましたが、本当にネギ。

ちなみに写真も「アルビオンアートのコーナー以外は撮影OK(ただしフラッシュNG)」とのことでしたので、かなり撮らせていただきました。

宝石の端から端

宝石、と一言で言っても、限りなく「鉱石」に近いものから、ジュエリーに加工されたものまで、本当に沢山の宝石が系統だって展示されていました。

タイトル画像は、宝石のさまざまな色をチャートにしたもので、この展示はこの企画展のシンボル的なものとしてグッズにもたくさんありました(クリアファイルのセット買ってしまいました)

たとえばサファイアとルビーはコランダムという同じものですが、ピンクサファイアはあるけどピンクルビーはない理由とか、初めて知りました(赤はルビー、それ以外をサファイア)

名前は知っていたけど初めてパパラチアサファイアの実物を見て、見とれたり。

珍しいもの、たしかにある。きれいなもの、確かにある。でもそれだけではなくて、やはり「科学館」での特別展なだけあって、学術的なものもしっかりしていて、とても見ごたえがある内容でした。

ちなみにこれ、全部サファイア。

ひゃっ、ってぐらい、いろいろありますよね。今回の展示(特に後半)で「あ、この色好きかも……」と思ったのはほとんどがサファイアでした。

大きなスターサファイアも。

ガラス越しなのでうまく撮れるか心配でしたが、きれいに撮れていました。

大きな石や、石じゃないけど宝石

あと、期待していたのが「どこまで大きい石が来ているんだろう」というのもありました。こんな感じ。もはや何かよく分からないけどきれいとしか言えない……(笑)

このサイズでは、もうジュエリーではなく、奇石という感じなのでしょうか。あくまでもコレクションのための宝石のようです。

またこんなものも。

コンク貝からとれるコンクパールとのことです。コンク貝は旅行に行った時にフリットを食べたことがあるのですが(ちなみにすごく美味しかったです。チャウダーとかにもするらしい)、こんなパールが取れるというのは聞いた記憶があまりなくて、あれ? という感じでした。カメオくらいなら多分手の出る価格であったと思うので覚えていてもおかしくないのですが、当時こういう感じのピンク色ってあんまり好きではなかった覚えがあるので、スルーしちゃったのかなぁ?

でもすごくかわいいピンク色でした(濃い目。真珠貝の真珠のような光沢はあまりないような感じでした)

展示の最後はアルビオンアートのジュエリーコーナー

こちらは写真NGだったのですが、アルビオンアートのジュエリーがとても沢山来ていました。

https://www.albionart.com/

歴史的なものもかなりあり、なんとなくこういうジュエリーの世界って現実じゃないような気がするのですが、実際に歴史上の人物の名前と共に出てきたりすると(〇〇何世とか娘の結婚に際して送ったとか、〇〇伯に嫁ぐときとか)こういうものを「自分のもの」として所有していた「王族・貴族」が本当にいたんだなぁとあらためて感じて、少しゾクゾクしたりしました。

私の感覚だと、どうしても「美術館・博物館で見る物」みたいなイメージが強くて、工芸品=使われるというイメージが湧きにくいんですよね。

科学館自体も見どころたくさん

ギフトショップであれこれ買って、ガチャを二つ回したら館内へ。プラネタリウムまでの時間は、あれこれ科学館の展示を見て回りました。

すごい! と思ったのが3~4階吹き抜けの竜巻。

すごく昔にグアムかどこかで洋上の遠くの竜巻を見たことがあるのですが、本当にそれにそっくりで(真ん中に芯というか太い筒状の部分が出来る)それをこの距離とスケール間で見れるというのはすごいなと思いました。

また何回か、実験的に作ったものに風船を載せる、みたいなショー仕立てのこともやっていて、楽しそうでした。

宝石展、日によっては混んでいるようですが、本当に良かったです。もし行ける方がいらっしゃいましたらぜひどうぞ。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

ランキング参加中↓

おひとりさまランキング
如月 ローズ
書くの大好きソムリエ&料理研究家。文章長め、肴多し。
現在岡山県のスーパーマーケットでシステムのお仕事をしています。
※(2019年11月より骨髄線維症治療に伴う造血幹細胞移植のため休職、2021年春仕事に復帰しました)
*家飲みを、もっと美味しく簡単に*
毎日の食をもっと充実させたい、あるいはさせたいと思っているけれど、イマイチ充実しない……そんな思いを抱いていませんか? そんな日々を、ちょっとしたアイディアや情報をご提案することで、ストレスなく、もっと楽しく快適に過ごしていただきたい、そんな思いで運営しています。

Instagram @febroses
noteでも発信中 如月ローズ https://note.mu/febroses