1月7日は七草がゆ、というのは皆さんご存じと思いますが、七草セット、店頭で売っているのを見てもどうしたらよいのやら、という気持ちになる方も多いのでは?
コンセプトとしては、お正月のごちそうで疲れたおなかにやさしいものを、ということなので、特に七草にこだわる必要はない、というのが私の考えです。
特に最近は「お正月のごちそう」というのも、そんなに長くだらだら続かないですよね?(飽きるし…)
とはいえ、季節のことはやっぱりやっておきたい気持ちもある! ということで、こちら、簡単おいしい七草がゆをご紹介。
Contents
おかゆはごはんから簡単に
七草がゆは、おかゆに調理した七草をトッピングします。ということでまずはおかゆ。
ごはん1に対して水を2の割合で足し、10分少しコトコト煮たら出来上がり。
今回は1合ごはんを炊いた後、三分の一(だいたいこれが私の一食分)をお鍋に残し、重さを測ってみると120gほどでしたので、水を240ml入れます。
ここから弱火で10分。ストウブを使っているので、余熱もあるなと思い、その後蓋をして、15分ほどでいい感じに出来上がりました。水分はお好みで分量もしくは加熱時間を調節してください。
このままだといわゆる白がゆ。私は少し味も欲しいなと思ったので、炊き上がりに白だしを小さじ2(10ml)ほど追加しました。白だしは香りを残したいので、加熱が終わってからがおすすめです。
七草の処理
今回はスーパーマーケットで売っている「七草セット」を使いましたが、これ2人前くらいかな。
材料
バター 12g(8g+4g)
濃い口醤油 大さじ1
追い醤油 お好みで
下ごしらえ
かぶと大根は4等分に切ります。今回は葉が付いていなかったのですが、付いているものだったら葉付のままの方が見た目がきれいかも知れません。また、このサイズなら皮は向かなくてもよいと思いますが、気になる方は皮をむいてください。
かぶと大根は、ラップをかけて、電子レンジで1分加熱。
他の「葉っぱ類」は洗って根を切り、5cmくらいに切っておきます。
焼く
バター8gをフライパンに入れ、かぶと大根を入れ火をつけます。
しゅわしゅわして来たら、全面にまんべんなくバターを広げるようにしながら、軽く焼き目が付くまで焼いていきます。
全体に焼き目がついたら、残りの5草を投入し、醤油を回しかけます。
余熱でもあっという間に火が通ってしまうので、ここですぐに火を止めます。
盛り付け
かゆを盛って、上に七草を載せたら、残りのバターを。
おかゆにも少し味を付けてあるとはいえ、結構薄めの味なので、お好みで追い醤油をしてください。
炒める時には濃口醤油を使いましたが、追い醤油は「卵かけしょうゆ」などの名前で売られている、少し調味してある、そのまま使うことを前提にしたお醤油の方がよく合うような気がします。
七草にバター
そもそも「胃を休める」とかだったはずなのにバター? と思われるかも知れませんが、バターは薬膳では五臓を補い、潤いや血を補うとされています。使い過ぎるともちろんあくまでも脂なので、よくないでしょうが、この薬膳での「働き」を思うと、この時期には積極的に取りたい食材かも? と思ったので、組み合わせてみました。
味わいもよく合い、野草のほのかな苦みに、少しまろやかな味を足して、とても美味しかったです。
また、七草は、昔の人が手軽に用意できるのがこれだった、というだけなので、多分今なら他のお野菜でもいいのかも? とも思います。
ぜひお試しください。
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書くの大好きソムリエ&料理研究家。文章長め、肴多し。
現在岡山県のスーパーマーケットでシステムのお仕事をしています。
※(2019年11月より骨髄線維症治療に伴う造血幹細胞移植のため休職、2021年春仕事に復帰しました)
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