さて、出石で皿そばをいただいた後は、北へと向かいます。目的地は玄武洞。ここは山陰海岸ジオパークの一部。火山で出来た岩の種類に「玄武岩」というものがあるのですが、その名前の元にもなっている場所です。
私はここに特徴的にみられる「柱状節理」というものがとても好きで、それが見れる場所がそれぞれお気に入りです。この玄武洞しかり、日御碕(出雲市)しかり、ですね。
柱状節理、というのはこういうやつ。
こちらは一番南側にある青龍洞になります。こちら、「洞」と言ってもいわゆるイメージされる「洞窟」ではなく、まぁ窪地、みたいなイメージ。中に入ることは出来ません。
玄武洞というのは南から二つ目にある、一番大きなもの。
人との比較で、大きさが分かると思います。この、青龍洞、玄武洞と来て、その後白虎洞、南朱雀洞、北朱雀洞、と四神の名前がついている洞が合計5つ、合わせて玄武洞と呼ばれています。四神の名前がついている所も、いろいろな意味でそそられますが、この「あきらかに、おかしいし、すごいやろ」という岩の造形を見れば、その名前に神様の名前を付けたくなるのも分からなくもありません。
こちらが白虎洞です。少し高台にあります。暑かったこと、体力もめちゃくちゃ落ちていて、登りきるまでに3回も休んでしまいました(健康な方でしたら、多分休憩はいらないです)
南朱雀洞がこちら。柱状節理は、青龍洞と玄武洞の次に好きな洞です。
小規模ですが、この奥に向かっていくところがいいなぁと思います。
南朱雀洞と同じ場所に、振り返るとあるのが北朱雀洞。
南朱雀洞と北朱雀洞、白虎洞は少し規模が小さめです。というか、玄武洞が大きいっていうか、大きすぎですよね。青龍洞は手前に水があるのが、とてもいい感じです。
思う存分、岩を堪能したら、駐車場まで降りて、玄武洞ミュージアムへ。
こちらは最近リニューアルして、とてもきれいで、大きくなりました。もともととても古くて、独特の雰囲気がある建物だったのが、すっかりモダンな建物に変身しています。でも菊花石などのコレクションは健在、2階には宝石、貴石類、化石などジオの名前にふさわしい数々の展示がありました。
ミュージアムを堪能したら、となりのカフェでお茶。
地元の産品を使ったカステラセットです。
メニューも手書き風のイラストがとてもかわいい。季節の果物は何かなーと思ったら、梨のコンポートでした。
かすてらは、もちっとしたボリュームのあるシフォンケーキ、という感じのしっかりしたカステラ。ザラメもしっかりめの、食べ応えのある一皿でした。
カフェからは目の前を流れる円山川を眺めることが出来ます。私の少し後に入った年配の男性が、ホットコーヒーを頼んで、来て、飲み終わるまで、ずーっと川を眺めていたのが印象的でした。
本日は城崎マリンワールドに行きます。
文章も書く、ソムリエ料理研究家
岡山県のスーパーマーケットで販促のお仕事をしています。社内での講師を中心に酒と食の楽しさをお伝えしています。
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