いわしの酢漬けは炙ってスパークリングワインに

いわしの酢漬けの炙り

先日「作った」と書いたいわしの酢漬け。

ネットでいわしの酢漬けを見かけ、とても食べたくなったので、作ることにしました。以前に大阪で食べたのも美味しかったし、アンデルセンで買ってきた...

これの中で、大阪でいただいたタパスをご紹介したのですが、これ、白ワインでも美味しかったのですが、スパークリングワインにジューシーな感じがとてもよく合っていたんですよね。
ということで、やりたくなったので、炙りました(笑)

使った道具

若干デザイン変更があったようで、我が家のとは色が少し違うのですが、多分これ。
そんなにお値段も高くなく、イワタニの普通のボンベで使えるので買ってみたら……燻製の着火にもよいし(以前はチャッカマンで何度も点けなおしていた)あぶりも(そんなに頻繁ではないけれど)使えて便利でした。

耐熱皿に並べる

炙る前

炙る前はこんな風に脂が真っ白です。バーナーは一番小さい火にしても結構大きい炎が出るので、周りをきれいに片づけて、いざ、炙りを開始。様子を見ながら炙っていきますが、さすがに脂の乗りが良いため、すぐに台所には香ばしい焦げるにおいが漂ってきて、たまりません(換気扇必須)

終わり

端が少し焦げてきた辺りでストップ。お好みでもう少し行ってもいいかも知れません。溶けだした脂が、しゅわしゅわっとなって、なんともジューシーです。

盛り付ける

脂が流れ出さないうちに手早く半分に切り、お皿へ。
今回は、オニオンはスライスに。オリーブオイルを掛けようと思っていたのですが、具沢山オリーブオイル(多分「食べるラー油」のオリーブオイルバージョンみたいな感じ)というのを見つけたので、それを掛けて、チャービルを飾りました。

盛り付ける

この食べるオリーブオイル、刻んだアーモンドやブラックオリーブ、アンチョビなどが入っていて、前菜系に重宝しそうです。っていうか、このいわしの酢漬けの酸味ととてもよく合いました。

私が買ったものは、ネットで見つけられなかったので、成分的に似ている感じのものをご紹介。
味わいはちょっと複雑な感じで、これ一つで決まる、というバランスがとても使いやすそう。

スパークリングワインに合う

白ワインに比べて、スパークリングワインは(白の場合)炭酸のおかげで、よりさっぱりした味わいになること。ということで、ジューシーな味わいにしないと、ぱさぱさ感をより一層、増して感じてしまいます。
(酢漬けのままだと、酸味が強すぎ、身も漬かっている分ぱさぱさになる)
そのため、炙りで「脂を引き出す」「オリーブオイルや香味を足す」ことで、よりバランスが取れるようになります。オニオンもしゃきしゃきした歯触りを楽しみたいので、今回はスライスに。

オニオンの香りや味わいは刻むより当然強く感じるのですが、その分さっぱりしたスパークリングワインに太刀打ちできる、というイメージです。

大阪で食べた味にはかなわないかも知れませんが、十分満足のいく味わいになった一皿でした。レッツ炙りライフ。

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如月 ローズ
文章も書く、ソムリエ料理研究家
岡山県のスーパーマーケットで販促のお仕事をしています。社内での講師を中心に酒と食の楽しさをお伝えしています。
*お酒と料理で豊かな食を
毎日の食をもっと充実させたい、あるいはさせたいと思っているけれど、イマイチ充実しない……そんな思いを抱いていませんか? そんな毎日を、ちょっとしたアイディアや情報をご提案することで、ストレスなく幸せな食生活、――ひいては幸せな毎日を過ごしていただきたい、そんな思いで運営しています。

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