ディル風味のサーモンで、ポテサラを格上げ

サーモンポテサラ

突然ですが、ポテサラ(ポテトサラダ)は好きですか? 居酒屋では定番ですが、赤ワインにはちょっと物足りないな、と思ったことはありませんか?
そんなポテサラ、サーモンが一切れあれば、ディルで風味付けしてポテサラトッピングするだけで、ぐぐっと大人の味わいに。

はじめに

居酒屋メニューでは定番、ポテサラを食べたらその店が分かる、とかいう言説をネットで聞いたこともあるし、実際ポテサラが美味しいお店は、そんなにハズレのお店もない印象なんですが、どうなんでしょう?
そしてポテサラはスーパーマーケットでも定番。最近はコンビニでもパウチに入って、どこでもほどよくおいしいポテサラが食べられるのが当たり前になってきました。

が、マイルドであるがゆえに、赤ワインなどではちょっと物足りないな、と思うことも。
ポテサラの材料は、ポテトと野菜少し、マヨネーズなので、基本的にマイルドというか、やさしい味わいになっているんですよね。ということで、ポテサラをおつまみにするときには、少しの塩気とタンパク質を足すのがおすすめ。
ということで、本日はこの時期旬のサーモンを足す、ディル風味のサーモンをご紹介します。

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作り方

材料

一皿分
サーモン 1/2切(40gくらい)
ディル(シード) 少々
ハーブソルト 少々

バター 7g

ポテトサラダ(市販のもので可) 100g程度

下ごしらえ

サーモンは一口サイズに切ります。皮は好きなので、今回は一緒に使いますが、苦手な方は途中のどこかで取ってください。
また、骨がついているものだったときは、ここで取っておくと後が楽です。

ディル、ハーブソルトと一緒に容器に入れ、全体をなじませてしばらく(30分程度)置きます。
下味

焼く

フライパンで、サーモンを焼きます。バターをゆっくり溶かしたら、中火で、サーモンの両面をしっかりと。火が通れば、フライパンから降ろし、あらく崩します。
サーモンを崩す

あまり細かくフレーク状にせず、少しブロックが残っているくらいにするのが美味しさのポイント。
皮は、きれいに取り外し、フライパンに戻し、余熱でカリっと焼き上げます

トッピング

ポテサラを器に盛り、上にサーモンを盛り付け、皮を飾ります。
今回の写真では、小鉢にしてしまいましたが、少し大きめの器にして、ごろっと転がり落ちる感じに盛り付けるのも美味しそうに見えるかも。

サーモンポテサラ

軽い赤ワインに合う

サーモンと言えば、白ワイン、それもシャルドネの白ワインがサーモンの香りと良く合いますが、赤ワインでも軽めのワインは十分合わせることが出来ます。
今回はボジョレーヌーヴォーだったので、サーモンをボジョレーヌーヴォーに合うようにアレンジ、ということで考えてみました。
ポイントはディル。

ディル(シード)

フレッシュサーモンだと、ハーブとして売られているフレッシュのディルの葉を使う料理が多いのですが、こちらのシードだと、香りがゆっくり立ってきて、サーモンの香りによくなじみます。
今回は下味をつける段階で少し置き、バターで焼くことで、ボリューム感を出してくれるので、ディルの風味とバランスが取れて、複雑な香りになってきます。赤ワインはボジョレーヌーヴォーと言っても渋みが少しはあるので、少しボリュームのある味わいにするのがコツです。

市販の惣菜もちょっとの工夫でおつまみにぐっと格上げ。旬のサーモンとボジョレーヌーヴォー、ぜひお楽しみください。
本日もお読みいただきまして、ありがとうございます。

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如月 ローズ
文章も書く、ソムリエ料理研究家
岡山県のスーパーマーケットで販促のお仕事をしています。社内での講師を中心に酒と食の楽しさをお伝えしています。
*お酒と料理で豊かな食を
毎日の食をもっと充実させたい、あるいはさせたいと思っているけれど、イマイチ充実しない……そんな思いを抱いていませんか? そんな毎日を、ちょっとしたアイディアや情報をご提案することで、ストレスなく幸せな食生活、――ひいては幸せな毎日を過ごしていただきたい、そんな思いで運営しています。

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