里芋は、ちょうどこの時期秋から冬にかけてが旬。小ぶりでおいしそうな里芋をみつけると、これを作りたくてついつい買ってしまいます。
煮っころがしも美味しいけど、シンプルな美味しさをいただくなら、簡単に作れるきぬかつぎが一番。
お店などで見かけて「あれどうやってるんだろう?」と思ってた方も多いのでは? 簡単に作れて、簡単にいただけるこの時期ならではの里芋のおつまみです。
Contents
はじめに
里芋のきぬかつぎ、最初に見た時はどうやってるんだろう? と思ってました。頭の部分だけ、皮をむいているのかな? とか。というか、見たことはあっても「あれ」を「きぬかつぎ」という、ということを知らない方もいるかも知れませんね。
でも、作り方を知ってしまえばびっくりするくらい簡単。
おつまみ、と書きましたが、酒の肴にもいいですし、シンプルに塩だけでいただけば、小腹を満たすにも良し、一品足りないな、という時にも良し、ほくほくの味がシンプルで美味しいし、と知っておくとお得な一品です。
作り方
切れ目を入れて、蒸す。これだけです。
切れ目を入れる
里芋をよく洗い、毛のような皮をたわしでこすり落とします。衛生面が気になるので、泥はしっかり落とし、ある程度ひげ根が取れたら大丈夫。
写真の矢印の辺り、上から3分の1くらいの所に、ぐるりと切れ目を入れます。
深さは、白い所にしっかり届くくらい、ぐるっと包丁を入れます。
蒸す
レンジとかでも大丈夫みたいだし、ゆでるレシピもあるようですが、私は蒸す一択。一番美味しさが閉じ込められる気がするのと、蒸気がいい具合になって、しっとり仕上がる気がします。
しっかりやわらかくなるまで蒸したら、出来上がり。しっかり蒸せたら、つまようじとかを刺して確認するもよし、あと、このきぬかつぎの場合、割れ目がしっかり出現します。
皮をむく
蒸しあがったら、皮が上下に分かれていると思いますので、小さい方をつまんでひっぱると、きぬかつぎの出来上がり。
食べ方
味噌をつけたりすることもあるようですが、私はシンプルな塩をつけて食べるのが好きです。粒の大きな、伯方の塩のフルールドセル、という塩が(サラダなどにもよく使います)、少ししゃりっとした触感があり、美味しいんです。
皮の残った方を持ち、ぎゅっと押さえるとするっと残りの芋も出てきます。
日本酒に
味わいとしては、素朴な味わい。やわらかい日本酒などにはぴったりだし、味噌をつければ多分濃い目の原酒などにも合いそう。
季節のものならではの味わい、シンプルにいただくのが日本酒には合うなーと思います。
時間もそんなにかからず、コンロは一口ふさいでしまいますが、お芋なので、満足感もしっかり。ぜひ作ってみてくださいね。
本日もお読みいただきましてありがとうございます。
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文章も書く、ソムリエ料理研究家
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