エニアグラムってご存知ですか?
性格のタイプ分けなんですが、9つの性格で、行動パターンを発見し、行動というか生活の改善というか、そういうことに役立てるといいね、というスタンスの……心理? 行動分析? そういう分類なんです。
ふとしたきっかけで本を手に取り、この前二冊目を読んだ時に、ぱーっと目の前に見えてきたものがあったので、私的にはこれって有用だな、と思ったのでご紹介。ちょっと長文です。
こういうものもあるんだー と思っていただければ幸いです。
Contents
エニアグラムとの出会い
秋に、立花岳志さんの個人セッションを受けさせていただきました。
https://www.ttcbn.net/夏に、セミナーを受けていて、そこで自分の課題というか、「よし、次はこれ」と思ったりして、意気揚々と帰って来たのに、どうしても「動けない」自分がいる。
よく分からないけれど、「何かがストッパーになっている」というのだけは分かった。そもそもこじらせてる、という自覚もあった。そんな折、立花さんの個人セッション枠の大阪が決まり、これはお願いしよう! と。
その個人セッションの中で、「私」という人間を内省していくにあたり、避けては通れないのがアダルトチルドレンの話。そしてその流れで「これも見てみるといいかも?」と勧めていただいたのがエニアグラムでした。
入門編としてご紹介いただいたのが、こちらの本。
小型の、ハンドブックタイプなので、セッションを受けたその日に、立ち寄った紀伊国屋書店で見つけ、即購入。
日々の仕事の合間を縫って、読んでいました。こちらは簡単な分析テストも付いています。
ちなみにこのエニアグラム以外にもあって、アダルトチルドレンとかの話の延長に「こんなこと最近考えたんだ~」という記事はこういうのもあります。
9つの性格
ただね、この本では……私結局、どれか分からなかったんですよ。2問の質問があって、それぞれに3つの選択肢がある。3つの中から一つずつを選んで、その組み合わせでタイプが分かる、ということなんですが、選べない。
どっちも、頑張って選んで、2つまで。一つに絞れないんです。
直観的に、とかネット情報では20歳までの、とか書いてあったりするんですが、直観的も選べないし、20代までとか忘れたし。
ということで、それぞれの(合計4つの)タイプを見てみたけど、どれも合ってるような合っていないような。
これは困ったな、と思っていました。でも、選べない。もしかして「自分はこうあるべき」が強いから「自分はこうである」ではなく「こうありたい」に引っ張られちゃってるんだろうか、とか思って、時間を置いてやってみたけど、やっぱり選べない。
読了はしたけど、なんとなくもやもやの残った分析のまま、ペンディングとなっていました。
新版エニアグラム 基礎編というのを見つけた
で、そのまま、ずーっと視界の中にエニアグラムはあるものの、思い出しては読んでみるものの、やっぱりピンとこず、でもなぁ、立花さんのあのセッションで、大分私の鋭いところを見てもらえた気がするし、これだけがピンとこないって、何だろうな~ と思ってました。
そんなこの春。
岡山イオンの未来屋書店で、平積みされているこちらを発見。
この春、新版となって出たようなんです。目に入った瞬間、価格も確認せず、手に取ってました。色もなんかきれいだし、可愛い表紙で、なんか「あ、これ」という気がしたんですよね。
買って帰って、すぐさま読みふけりました。前回のものとは、そもそも分量が違う。説明の細かさが違う。具体的な感じが違う。
冒頭で揚げた3択×2の設問も、設問の文章が長く、具体的になっており、今度は1問目は絞れなかったものの、2問目はすぐに絞れ、ここで私のタイプは二つまで絞れたことになります。
タイプ6
結論から言うと、私はタイプ6のようです。1問目の最初に選んだものだと、8になりましたが、8の説明を読んでみると、どうも頭に入らないし、納得も出来ないし、違和感がある。そもそも選択肢を選びきれていなかったので、もう一つの方であるタイプ6の説明を読むと、なんというか……もだえましたね。
冒頭の説明の所(P28)に、もし自分のタイプを発見したときは「安心感と困惑、高揚感と悔しさに襲われる」と書いてあるんですが、まさしくそれです。
そんな感覚に襲われるんですが、でも「確かにこれだ」という確信もある。
この説明を読んだ時は「十二国記の王を探す麒麟みたいだな」と思いながら読んでましたが(分かる人にしか分からない話ですみません)こんな感じなのかな(笑)
ウイング、分裂/統合という概念
立花さんのセッションでは「今日の話を聞いた感じだとタイプ3かなと思ったりするんだけど(きちんと読んでから正しくは判断してね)」と言われていたんですが、1冊目を読んだ時に、自分で「これの可能性があるな」と思った中には3ももちろん入っていました。1、3、5、6、8です。
でもこの2冊目で、ウイングという概念と、分裂・統合という概念が出てきました。そこを読んで「あーーーー」と。
タイプ5を読んだ時に、違うけど、これかも、という感覚がずっとあって(それは特に「幼いころの自分」というものを思い出したときに出てくる感覚、あるいは自分の「理想」を投影してるのかな、と思ったりしていました)そうしたら、ウイング、という概念が出てきて、6のウイングは5か7、と。
ここで5が出てくるんかい! と思いながら読み、またもや悶絶しながら「あ~~ これだ!」と。
分裂の方向はタイプ3だと。「そういうことかーーー」と。
あと、こういう読み方は推奨されていないのかも知れませんが、上記体験をしつつ読了し終わった次の日、ふと「いやひょっとして、タイプ5のウイング6ってことはないのかな」と思い、それも読んでみました。
理屈から言えば、タイプ6のウイング5と、タイプ5のウイング6は隣り合わせの一番近い所にいるはずで、何か分かるかも、と思ったんですね。
確かに近かったです。でもやっぱりタイプ6なんだな、と改めて思いました。
ということで、長かったエニアグラムの旅も、ようやく一区切り。
この本を読む中で「あ、自分のこういうところって、こういう部分(考え方)から来てるのかも」と発見できたのは、とても驚きであり、かつ納得の体験でした。
このブログを読んでいただいている方の中で「どうにも『自分』というものをつかみかねたままここまで来ちゃったな」という方がいらっしゃれば、きっと一助になると思います。お役に立てれば幸いです。
本日もお読みいただきましてありがとうございます。
文章も書く、ソムリエ料理研究家
岡山県のスーパーマーケットで販促のお仕事をしています。社内での講師を中心に酒と食の楽しさをお伝えしています。
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