メンタルの話 ―長文注意―

紅葉

さて、この前の外来の時に少し気になっていた話のメンタル。
元々考えていたことも含めて、ちょっと長文になりますが、書いて行こうと思います。

あ、ちょっと重めなことも、頑張って書こうと思いますので、その点もご注意ください。
また、あくまで「私の」「今」思ってること、気づいてること、考えてることです。終わったら今の私に対して違うことを思うかもしれないし、もちろん人によって、これまでの経験とか知識とか環境によって色々違うので「そうなんだー」くらいに参考になればな、という感じのお話。

外来の話

ちょっとテンション上がり過ぎじゃないかな~ と少し不安になっていた昨今。ということで、外来で少しそういう話もしました。
その時のこと↓

本日木曜日、入院前の最終となる外来の日でしたので、一日掛けて行ってきました。本日は婦人科も。 53号線は渋滞の嵐 先日の弟のお...

3つのターム

先生から言われたのは、移植と言うのは①前処置 ②移植から生着まで ③その後 と三つに分かれるということ。それから、この中で①と②は、割と辛かったり、数字が目に見えて変化したり、ということでメンタルも気を張ってるというか、そういう感じで割と大丈夫なんだけど、③の所で鬱とかちょっと下り坂と言うか、そういう感じになっちゃうことが多い、とのことでした。

「これは移植の教科書にも書いてあるくらい、まぁほぼ誰にでも大なり小なりあることなので」と確か3回くらい言われたので、本当にそうなんだろうな、と。
と、「だからむしろなるもんだし、そんなに心配しなくていいよ」というニュアンスもあったのかな。

その理由

ここのメンタルの下り坂の理由としては、「時間薬だから、実際何もできないんだよね」とも。
「例えば退院が決まりました、でもそれに対して何かするのか、出来るのかと言えば何もできなくて、ただ、待つだけ。その後にしたって、もし症状とか出たりすれば、もちろんそれに対応はするんだけど、じゃあそれに対して自分でなんとか出来るのかと言えば何もできない、そのギャップがね、どうも影響するみたい」

「だから、どっちかというと『こうしたい』『こうなりたい』『こうあるべき』みたいな人はなりやすくて、『なるようになる』みたいなマイペースな人はあまり深刻な症状にはなりにくいみたいだね」

ちなみにこの上のフレーズは若干言葉を変え、2回言われましたので、大事な所で試験に出そうです (笑)
そっかー。私頑張り屋さんだから、危ないですね。

燃え尽き

私は上記の話を聞く前は、燃え尽きになりがちなのかな、と言う感じをすごくしていたので、そういうこともあるんですかね? と聞いてみました。
まぁそういうニュアンスもあるでしょうね、と。

実際、移植、ということを考えると、生着と急性GVHDを乗り越えるところまでが結構大きな山なのかな、と思っててその先、私の性格的に「燃え尽きそうだなぁ」と思ってはいたんですよね。
もちろん、油断が出来ないことは重々分かっているのですが(知識として、ですね)そうは言っても、やっぱりハードルを一つ越えるごとに少しほっとするのは人間の性ですし、それを日々積み重ねて行けばその中のどこかで心が折れるか燃え尽きるか、というのは十分あるかなと思っていたんです。

燃料を追加投入するか、火を小さくするか

オリエンテーション入院の時に「目標/やりたいこと」を書いてもらうんですよ、という話があり「そっか、人参をぶら下げるのはやっぱり必要なことなんだな」と思ったわけですが、燃え尽きないようにするには、燃料を補給するか、火を小さくするか、しかないわけで。

私の性格的に、火を小さくするのは難しいのでは、と思っていたので、燃料を追加投入するしかないんだよなー、どうするのがいいのかなー とかは思っていたんですよね。

でも、今回の外来で少し思ったのは、火を小さくするというのは表現がアレかも知れないんですが、冷静に、客観的になる、というのは私には有効かも知れない、と思ったりしました。

過去の経験から

今回「元気すぎる気がする」と思ったのって、実は過去の経験からのことだったりします。

以前に「軽い鬱ですね」と診断されたことがあり、ちょっとその時のことを思い出すことが多かったんです。

この時の鬱は、恋愛が元で、と言っても多分その前の離婚の時からおかしかったんではないかな、と今思うとそうなんですが、とりあえず、失恋。すごく年下の方とお付き合いしていたんですが(すごく、というのは軽く二桁は行ってる、ということで)やっぱり色々無理があり、そこで思い詰めてしまったんですよね。

毎日毎日死ぬことばっかり考えて、家ではずーっと泣いてる状態で、そのうち、食べても食べても体重が減る一方、そこでやっと友人に勧められてメンタルクリニックを訪れ、上記の診断が出ました。

で、その回復期。
「軽いですし、今まで飲んだことないってことですから、少量で始めましょうね」ということで、精神安定剤と抗うつ薬を処方してもらいました。

一応その時のブログもまだ残ってました↓

https://ameblo.jp/shuz21/entry-10108184620.html

その口調では「これで効いたらラッキーだけど、むつかしいかな」というニュアンスを感じたんですが、割と思ったよりも早く効いてきて、6月に初診、10月くらいには終わっていました(薬手帳確認した)
その時の、回復期の途中、そのメンタルの先生が「ちょっと警戒した方がいいかも」っておっしゃった、その時のメンタルの上がり方に似てる気がしたんですよね、ここ最近。
(あ、警戒した方がいいかも、というのはメンタルの薬飲んで急に上がってしまうと、上がりすぎて勢いで自死にいっちゃうのが多いタイミングなんだそうです。もともと症状として希死念慮が強かったのに、薬で一気に上がった感じがあったんで、先生としては心配だったみたいです)

似てるっていうか、その感覚を思い出す、というか。

太陽が射していることに気づく感じ

そんな感じ。伝わってますでしょうか。

いや、岡山晴れの國ですから、基本太陽射してるんですが。
あったかいな、明るいな、あぁ世の中ってこんなに明るくてあったかいんだ、ってふと気づいて、未来が明るくなる感じ。

こう書くと、それの何が悪い? という感じなんですが、今私「何も飲んでない」のにというか、むしろ心配こそすれ、あるいは「やっぱ怖いな」と思いこそすれ、そんな感覚になるのって、ちょっとおかしくないですか?

という心配があったので、この前の外来の時に少し聞いてみた、という次第です。

不安との向き合い方

不安は、大分減って来たと思います。それは外来の先生になんでも訊くようにしてるから、というのが大きいかな、と思うんですが……

もちろん、ゼロにはならないですよね。なんせ移植ですから。でも、メンタルに一番ヤバいのは「不安」というのは自分としては学習しているつもりで。
だから、不安を不安のままで抱えるとやられてしまうので、なるべく不安は「分解してしまう」ようにしているんです。

その分解が「先生に聞く」というのが大きいかなと思うんですよね。

不安の正体

不安っていうのは、もやもやです。何かわからない。だから不安。
ぼやっとしている。これっていうものじゃない。だから自己増殖するし、なんか気づくとあちこちにちらばったり、すごく大きくなったりする。

でもその不安は、きちんと「何だろう?」「どうしてだろう?」と向き合うと、意外とバラせるものだな、と最近気づいてきました。

バラせる限り、心配と恐れ(恐怖)にバラす

例えば今の私の不安と言えば何か――もちろん移植に対する不安です。

じゃぁ何に、どう、どこが、どうして不安なのか?

っていうと、たとえば「生着するか不安」→生着しないかもと言う心配 と書き換えます。
あるいは「前処置に対しての不安」→そりゃ痛かったり辛かったりするんだろうから、こわいよね という恐怖

心配、に対しては「じゃぁそうなったらどうするのか」で上の例で行けば「再移植ですね」が返事。
そうですね、で終了。ぐるぐる考えるのはまぁ止まります。っていうか「再移植って何よ、どうするのよ、どうなるよ」と思えば今度はそれについてを調べたり考えたりすればいい。

恐怖に対しては「そりゃこわいよね」という共感と言うか、よりそい。
いや、だって例えば注射だって、みんな怖いよね? 例えインフルの予防接種だって、怖いか怖くないかで言えば、瞬間的には怖いはず。

そういう「恐怖にばらせばそれが妥当な恐怖なのかどうかが分かり、妥当であると認めれば、恐怖はなくならないまでも、落ち着く」ということが分かってきました。

うん、だから先生の言葉で落ち着いたんだな、この前。
だって、この状態で「移植? 怖くないです」ってそっちの方が怖いわ!!

こうやって、不安の正体をつきつめて、一つずつばらしていくと、この心配や恐怖の周りにふわふわと漂っていた雲のような不安が薄らいで、そこに正体が見えてくるというか、不安は減ってくるんですよね。

もちろん、ゼロにはならない。でもそこがそんなに大きくなくて、あぁ、今の自分はこういう心配をしたり、こういうことに恐怖を感じているんだな、というのが分かると、それについては、対処法があるので、なんとなく大丈夫になってくるのかな、と思います。

不安のままで抱えない。
メンタルのコントロールはそれが一番大事なのかもしれません。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

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アバター如月 ローズ
文章も書く、ソムリエ料理研究家
岡山県のスーパーマーケットで販促のお仕事をしています。社内での講師を中心に酒と食の楽しさをお伝えしています。
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