今が旬の春キャベツ。店頭でもあざやかな緑が輝いていますね。その春キャベツと、いわしの味付け缶詰(しょうゆ味)で作る、簡単でおいしいパスタです。
白ワインにも合いますよ~~
Contents
旬の味
春キャベツが多く出回ってきました。ふかふかのやわらかな食感、甘みが特徴です。たっぷり食べたいので、少し火を通すとカサも減り、美味しさも引き立ちます。色味も通常のキャベツより濃いのが特徴、緑色が食卓に足りないな、という時にも重宝します。
今回は、その春キャベツを使って、いわしの缶詰で味付けも簡単な美味しいパスタを作りました。
作り方
材料
春キャベツ 大き目の葉で1~2枚分
いわしの缶詰(味付け) 1缶
オリーブオイル 大さじ1
にんにく 一かけら
鷹の爪 一本
塩コショウ 少々
下ごしらえ
ニンニクは芽を取り、薄くスライスします。
鷹の爪は、二つに折り、中の種を抜きます。
ソースを作る
フライパンにオリーブオイルを入れ、ニンニクと鷹の爪を入れ、火に掛けます。
弱火で徐々に熱していきます。
この間に、キャベツを洗い、一口サイズにちぎります。包丁で切っても良いですが、ちぎった方がなんとなく味がなじみやすい感じがして、好みです。
この辺りでパスタを茹で始めます。
また、いわしの缶詰は、汁といわしを分け、いわしの方は一口サイズにして置きます。汁を味付けに使うので、汁もこのまま取っておきます。
ニンニクからいい香りが立ち、しっかり火が通ってきたら、キャベツを投入し、塩コショウを少々(コショウを少し多めにすると美味しいです)、キャベツが少しくたっとしてきたら、上の「いわし」だけ入れます(ここで鷹の爪は除いておきます)
いわしを少し崩しながら、全体的になじむように、混ぜていきます。
全体的に混ざったら、缶詰の汁を入れ、味付けをします。
私は今回3分の2を使いましたが、これだと結構うす味。パスタやキャベツが多ければ、一缶分全部を使ってもいいかもしれませんし、お好みによっては濃縮つゆなどで味を追加した方がいいかもしれません。
この状態↓になってもまだパスタが茹で上がってなかったら、一旦火を止め、余熱でパスタの茹で上がりを待ちます(我が家のコンロは電熱で余熱が大きいので、ガス火の方などはとろ火にした方がいいかも)
パスタと合わせる
パスタが茹で上がったら、水分を切って、フライパンに投入、強火で煽るように水分を飛ばしながら、具と味を絡めていきます。
全体的に混ざり、水分がほぼなくなったら完成です。
白ワインに合う
私は今は飲めないのですが、このパスタ、白ワインによく合います(しかし、こんなことを書きながらも、まだ「飲みたい」と思わないんですよねー。道のりは遠い)
また、最初のオリーブオイルをバターに変更すると、こってりした味わいに。
食べる時には、いわしを崩しながら食べるのがおすすめです。
このパスタ、一番最初に作ったのは実は春キャベツじゃなくて、パセリの大量消費メニューで作ってみたのが最初です。パセリ、スーパーの一束って使いきれなくないですか? 冷凍する、という手はあったのですが、野菜的に食べられないかな? と思って3分の2束くらいを使って作ってみました。
美味しかったので次に春キャベツが出た時に、春キャベツでも作ってみたら、すっかりそっちになってしまったという……
簡単で、(パスタの茹で時間をいれても)15分くらいで完成しますし、缶詰の汁までしっかり使うので栄養面もばっちりです。ぜひお試しください。
本日もお読みいただきましてありがとうございます。
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文章も書く、ソムリエ料理研究家
岡山県のスーパーマーケットで販促のお仕事をしています。社内での講師を中心に酒と食の楽しさをお伝えしています。
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