イルカも人も芸達者 新屋島水族館

イルカライブ

先日「あっ、ここ近いのにまだ行ったことがない!」と気づき、香川県の新屋島水族館へと行ってきました。
公式サイトはこちら↓

https://r.goope.jp/new-yashima-aq

屋島と言えば合戦場

合戦場のイメージが強く、大学時代に寄ったことはある気がするのですが、とくに大きな記憶もなく(夏休みか何かで行ったと思うのですが、初日に行ってたら行ってる。ただ翌日私の乗った車が事故をして、そっちのインパクトと、帰るときに大型台風と鉢合わせてそのインパクトに消えた可能性大)実質今回が初めて。

で、その屋島のてっぺんに公園ゾーンというか、そういう感じになっている、中心施設の一つが、標高300mの新屋島水族館です。

駐車場から、少し景色も楽しもうと、ちょっと遠回りをして、高松市内を見渡してから、水族館へ。

300mと言っても海に突き出しているところでの300mなので景色はかなり壮観です。四国方面にあんまり縁のなかった私としては(山陰暮らしが長いため)、瀬戸大橋と高松って近い印象だったのですが、瀬戸大橋はこの写真の右上のすみっこに小さく見えるだけ。意外に距離がありました。

水族館自体は狭め

感じとしては、昨年訪れた桂浜水族館が近いかな。今、全国でも大型の水族館が沢山あって(海遊館とか、美ら海水族館とか、エプソン品川とか城崎とか)その一方で、このサイズの水族館もしっかり生き残っている、というのは水族館というところがやっぱり魅力的なんだろうな、などと感じました。

開館と同時くらいに入り、少し疲れていたので、いつものようにガツガツみるのではなく、のんびりと。

それでも敷地面積の割には、入り組んだレイアウトがいいのか、結構あれこれ楽しめます。

また、水族館としてのイベントスケジュールも結構あれこれあり、それを順番に見ていき、その合間に小さめの水槽を覗いていく、という感じ。

かわうそのエサやり体験なども。子どもたち、結構大変そうながら(小さい子は、お父さんが担いでやったりしていました。ひしゃくであげるとはいえ、結構距離がある)最初おずおずとやっている子が、二回目には慣れた感じになったりするのもかわいかったです。

そしてイルカライブ

そもそも突然前の日に思いついて行ったので、全然調べたりしておらず、イルカも「あ、ショーがあるんなら嬉しいな」くらいだったのですが、こちらのショー(ライブ)は、めちゃめちゃ(褒めてる)なライブでした。

普通のイルカショーは、イルカが断トツで主役なのですが、こちらはどっちかというと……人? イルカ? くらいの、なかなかインパクトたっぷりの、まさしくライブ。

事前に「お手伝いしてもらう人を一人」というのがあり、女の子が手を挙げて、決まっていたのですが、いざ本番になると、その子がいやがってしまい、再度募集する、とのハプニングまで。

「だよねー、こんなのが出てくると思わないもんね、うん、いいよ、いいよ」と自分で言ってるし。

で、その女の子の代わりは、私の目の前に座っていた男の子が挙手。すげー、勇気ある!(笑) だって、最初のライブ前の募集の時、手を挙げた子は20人はかるく居たと思うのに、この本番で手を挙げたの、2,3人だよ?

という、何が起こったのかというと。

最初はね、普通のショーかな? と思ったんですよ。こんな感じで。

ね、めちゃくちゃ普通のショーっぽいでしょ? 優しそうな、イルカのおにいさん。ヘッドマイクで、イルカも後ろで「うん、うん」みたいな。

それがですね、これですよ。

あんた誰、状態。「世直し侍」だそうです。決め台詞は「みね打ちじゃー」って……

でも、この人がすごいんです。顔も、よく動くし、セリフもめちゃくちゃ通るし、見とれてしまって写真撮れなかったんですが、プールのイルカとの息もばっちりで、背中には乗るわ、イルカのフットプッシュのジャンプで宙返りするわ、バケツの水をぶっかけて遊ぶわ、イルカもバッシャーンっていい感じの角度に飛ばすわで(というか、このコンビのイルカ「ハッチ」くん、相当この世直し侍と組んでるようで、二人?そろって決め顔までしてた)

あと、実は最初に出てきたお兄さんも、この写真で後ろに小さく写ってる女性の飼育員さんも、切るわ、切られるわ。お兄さん多分片手位切られたかな。女性の飼育員さんにも「日ごろのうらみ―」みたいなこと言われて切られてた(めっちゃ早口だったので正確じゃないかも。でもお兄さんのこと切ったのは間違いない)

で、後半、イルカのジャンプ中心のショーに変わり、そのタイミングで侍も上のキンキラキンを脱いでイルカプールへ。で、イルカとのコンビネーションジャンプとかで、それまではみんな「この人結局なんだろう? 役者さん? 飼育員さん?」みたいな感じだったのが、一気に歓声へ。

まぁなんというか、あっという間にショーが終わった。

普段何回もショーみるのですが、ここでは一回で「めっちゃ笑った、満腹」という感じになって、結局その後もう少し回って帰ることにしました。

私が撮り損ねたシーン、こちらに載ってるので、ご紹介

https://intojapanwaraku.com/travel/169919/

食事をするところなどはないのですが、キッチンかーが来ていたり、小さい水槽でヤモリ探していたら、飼育員さんが「見つかりましたか?」と声を掛けてくれたりと、なかなかフレンドリーな水族館(結局見つからず。「隠れてますねー、きれいなんですけど」と残念そうに言ってくださいました)

元気をもらいに行くにはぴったりなのではと思った次第です。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

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如月 ローズ
書くの大好きソムリエ&料理研究家。文章長め、肴多し。
現在岡山県のスーパーマーケットでシステムのお仕事をしています。
※(2019年11月より骨髄線維症治療に伴う造血幹細胞移植のため休職、2021年春仕事に復帰しました)
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