なんだか疲れたなー。ちょっと飲みたいなー。そんな気分になってはみても、お酒だけっていうわけにはいかないですよね。日本酒を飲みたい気分になった時に、あるもの、簡単に手に入るもので作る簡単おつまみを三つ、ご紹介します。
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はじめに
ここ最近、仕事が忙しくなってきました。というのも先月末で一人退職。そのまま補充がないからなんです。昨今の人不足を考えれば、いつ入ってくるかもわからず、ま、とりあえず頑張るしかないわけですが、新しくその方の仕事を引き継いだって、元の仕事が減るわけでもないので忙しくなってしまっています(さらに取引先も同じような企業が多く、お互いに人不足→仕事が遅れ気味→さらに遅れるというループ……)
そういう時ってやっぱり「ちょっと飲みたい。飲まなきゃやってらんない」という気分に……なりませんかね。私はなります。
でも不健康な食事はイヤ。別に飲みたいって言っても、べろべろになりたい、とかという意味ではないし、ちょっとご飯の時に、しっかりお酒も欲しいなっていう感じ。かといって……いそがしいのにゆっくり作るゆとりは時間的にも精神的にも持てない!
割と忙しい人生を送ってきたので、時々こういうことはあります。ということで、おすすめのぱぱっと作れるメニューのご紹介です。
玉子焼き
材料
(1人分)作業時間 10分
玉子2個
濃縮だし 小さじ1
水 小さじ1
食用油 小さじ1
玉子を溶く
玉子はしっかり溶いておきます。濃縮だしを水で割り、味付けをしておきます。玉子焼きパンがあるときれいで簡単に作りやすいですが、なくてもスキレットやフライパンでも作れます。
分量は3個くらいでしっかり作った方が「らしい」感じになるのですが、一人で3個は多いので、2個で作ることが多いです(食べきりサイズ)
焼く
中火で玉子焼きパンを熱し、油を入れます。キッチンペーパーで余分な油を吸い取ったら(このキッチンペーパーは後でもう一度使うので、取っておいてください)玉子の半量を流し入れます。
ところどころかき混ぜながら、全体的に火を通していき、端が少し固まってきたら、スパチュラを使って端から巻いていきます。
巻き終わったら奥側に寄せて、先ほどのキッチンペーパーで再度油をひきます。そこに残りの玉子を入れます。元からあった玉子は少し箸で動かし、下にも卵液が入り込むようにして焼いていきます。
表面に卵液が少し固まらずに残っているくらいになったら、再度巻いていきます。
一番最後になった部分を下にして、火を弱め、固めていきます。余熱でも固まりますので、焦げそうだったらこの時点で火から降ろします。
降ろして、少し冷ませばいい感じに固まってきます(熱いうちは切りにくく、やけどしやすいのでここは焦らずに)
天ぷら
市販の天ぷら(地方によってはさつま揚げと呼ばれたりしていますね)をオーブントースターで焼きます。フライパンで焼いても美味しいですね。
一口サイズに切り、刻みワサビとしょうゆを合わせます。マヨネーズと一味、などでも美味しくいただけます。
このいい所は、他の物を作っている間に「オーブントースターが仕事をしてくれる」ところです。いくつかを作ろうと思うと「並行して」作れる、というのがポイント。
調理家電などをうまく使ってもう一品、これが「なんかいい感じ」の食卓のコツと言えるかも知れません。
季節の野菜で酢の物
作り方
(1人分)作業時間5分(置いておく時間を除く)
※今回の材料です。季節に合わせてお好みの野菜でどうぞ
きゅうり 1本
みょうが 1個
調味酢 大さじ1と1/2
塩 適量
材料を切る
きゅうりはじゃばらに切ります。面倒くさいのですが、これをすることで味なじみが格段に上がり、また仕上がりもきれいで達成感もあるので、ぜひやってみてください。
作り方は少し残して(なれないうちは割りばしなどを敷いておくと楽/私は刃を斜めにして先が着いたら止めるようにしています)、薄く斜め切りにして
ひっくり返して反対側も同じように
斜め切りにしていきます。この時ちょうど切り口が90度くらいになるのがちょうどいいようです。この状態で少し塩をして、放置。(5分~10分で、しっかり水分が出てきます)
水分が出てきたら、キッチンペーパーで水分をしっかり絞り、一口サイズに切ります。
みょうがも縦半分に切ってスライス
盛り付ける
小鉢に(この時期はガラスがおすすめです)きゅうりを盛り、みょうがを盛り、調味酢を回しかけます。食べるときに混ぜて食べます。
調味酢のこと
市販のすでにいろいろな味付けのされた調味酢、最近では本当に種類が増えてきました。ラッキョウ酢、すし酢、カンタン酢、何がどうなっているのか、どう違うのか、お店で見かけて悩んでしまった方も多いのではないでしょうか?
でもこれ、味付けしなくてよくて、自分好みの一本を見つけておくととてもラク。私はラッキョウ酢、千枚漬けの酢、すし酢辺りをローテーションで(ラッキョウ酢はちょうどこの時期ですが、通年では置いてないので)常備のお酢とsて使っています。
今回のような酢の物にはそのままかければOK。オリーブオイルやサラダ油、こめ油などを合わせてハーブソルトを加えればドレッシングにも。
甘いもの、そんなに甘みのないものなど、味わいが多彩なので、最初は戸惑ってしまうかも知れませんがぜひあなたの一本を見つけてください。
しっかりした日本酒に
日本酒には大きく「さっぱり、香りのよい吟醸酒タイプ」「しっかりした香りの、ボリュームのある純米酒タイプ」の二つのタイプがありますが、今回のメニューは純米酒タイプがおすすめです。
しっかりした味わいのもの、しょうゆがしっかり使われているもの、油を使ったものなどは、繊細な吟醸酒タイプだと日本酒が負けてしまいます。日本酒の味わいがしっかり感じられる純米酒タイプが今日のメニューにはよく合います。
仕事のストレス、翌日に持ち越したくないですよね。美味しい肴で美味しいお酒をいただいて、気分をアゲて行きましょう♪
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如月 ローズソムリエ&フードコーディネーター
現在岡山県のスーパーマーケットで販促のお仕事をしています。社内での講師を中心に酒と食の楽しさをお伝えしています。
*お酒と料理で豊かな食を
毎日の食をもっと充実させたい、あるいはさせたいと思っているけれど、イマイチ充実しない……そんな思いを抱いていませんか? そんな毎日を、ちょっとしたアイディアや情報をご提案することで、ストレスなく幸せな食生活、――ひいては幸せな毎日を過ごしていただきたい、そんな思いで運営しています。