揖保乃糸 そうめんの里に行ってきました

そうめんの里

梅雨の合間の晴れの日だった昨日、日帰りでぐるっと兵庫東部と岡山南部(はしっこ)を回ってきました。

揖保乃糸

そうめんのブランドと言えば、多分いちばん有名なこちら、揖保乃糸。
先週、某テレビ番組でそうめんの特集(?)をやっていて(あれは、三輪そうめんの方が出ていましたが)そういえば行ってない……と思い出したのが、この「そうめんの里」でした。

というのも、一昨年にこの記事を書いた時に↓

さて、酷暑もいよいよ大詰めを迎えてきましたが、みなさんそうめんを食べていますか? 揖保乃糸といえばそうめん、そうめんと言えば揖保乃糸というく...

揖保乃糸のホームページもリンクを貼らせていただいていて

http://www.ibonoito.or.jp/index.html

その時に「そうめんの里」にも気づいていました。でも、その年は結局行けずじまい、昨年もすでに体調も大分あれだったし、結局なんのかんので行けていなかったんですよね。

兵庫県たつの市

そうめんの里があるのは、兵庫県たつの市です。津山からだと、ちょっとトイレ休憩に寄ったり、コンビニでお茶買ったりして、ちょうど1時間半でした。

のどかな田園風景……と思っていたら突然出現する工場。そして壁に「そうめんの里」の文字(タイトル画像です)

あれ? サイトと違う……と思ったら、サイトの方の写真のさらに奥、工場の壁にも同じロゴが書いてありました。ということで、このタイトル写真の所は工場なので、中は見れません(工場、というより集荷場?)

駐車場には私の車を入れて3台のみ(奥の方に沢山停まっていましたが、多分あれは従業員さんだと思う) それから年配のサイクリストの方がお一人。

フロア紹介

一階が受付、今回は展示も見たかったので入場料を払います。大人一人300円。2階が展示室になっていますが、とうとうこの日は私以外に展示室には人がいなかった気がします。

展示内容は、歴史や、作り方などがカラーのパネルや、見本などもしっかりそろえて展示してあります。また製造工程は蝋人形でかなり精巧に作られたものが何体もあり、一瞬人が実演しているのかとびっくりしたのですが(それにしては服装が古いなと思った)作りものでした。驚いた。

あと、上の記事でも紹介した帯の説明の大きなパネルもありました。そうそう、これこれ、っていう感じで楽しかったです。

また一階は奥に今回昼食をいただいたレストラン、手前に結構大き目のフロアの売店があります。夏には「流しそうめん」もやっている、とパンフレットには書いてありましたが、今年は新型コロナウィルスの影響もあるし、どうなんでしょうね……。同じく新型コロナウィルスの関係で、試食コーナー(二つある)はどっちも閉鎖中でした。

売店

売店は、当たり前ですがとにかくそうめん。展示で見たほとんどの種類が置いてあります。

一般に自家用で売られているものは、上の記事でも紹介した「上級(赤帯)」「特級(黒帯)」の二種類がほとんどなのですが(そういえば最近、中華めんの「龍の夢」は時々見かけるようになった気がしますね)ここではそれ以外のもう少し色々なそうめんや、冷や麦、うどんも置かれています。

ここでは縒りつむぎと、龍の夢(スープ付きがありました)、熟成麺(ロゴ入りケース付き)、そうめんつゆ(個包装)を購入。

普段はギフトくらいしか購入できないあれこれが、ここでは自家用の袋で売られているのがありがたいです。ケースは半透明のプラスチック製。いつも使いかけをどうしようかと思っていたので(結局輪ゴムなどで適当にまるめ、ジップロックに入れていた)便利かなと思って。

これだけあれば、ひと夏かかるような気もしますが、ぼちぼち食べていきたいと思います。

昼食は「庵」

レストラン「庵」が一階の一番奥にあります。もちろん、そうめんを使ったメニューです。

で、足を踏み入れてびっくり。時間は11時半くらいだったのですが、結構多い! 見ていると地元の方が普通に「食事処」として来ている感じでした。

何を食べようかと悩んだのですが、結局海鮮かき揚げ別盛の冷やしそうめんのセット、ごはん抜きにしました。その上にある鯛そうめん(この辺りの郷土料理らしいです、展示室にあった写真もとても美味しそうでした)も心惹かれたのですが、揚げ物って今ほとんど食べないので、そっちかなと。

ということで、こちら。海鮮かき揚げって何かなーと思ったのですが多分小柱とイカゲソ。小柱は多分。げそは小さく切ってあって、美味しかったです。

また、そうめんの上に載っているのはアユを模したかまぼこでした。店頭のサンプルは普通の赤板が一枚載っていたのですが、今回のこれはこのかまぼこだけですごくかわいかったです。

いつも家で食べる時はつい(洗い物を嫌がって)ぶっかけスタイルにしてしまうのですが、今回は正統な(?)つゆつけスタイル。それから薬味は左から、わさび、ねぎ、しょうが、でした。

わさびってそうめんには初めて。好みでは生姜かなーと思いましたが、また目先が変わっていいですね。展示室の中にあった史料によると、昔は「胡椒、梅干し、辛子」だったようなので、ずいぶんと変わったなぁって感じです(コショウって、胡椒? と思ったのですが、絵に残ってるのとかをみても、いわゆる「胡椒」みたいでした。からしは、和辛子でした)

ということで、そうめんの里を隅から隅まで堪能。私が帰るころにはレストランはほぼ満席になって、多いな~と思いながら、駐車場へと戻ったら、車が20台くらいに増えていました。そりゃ多いはずだ……
出た時間はまだ12時ちょっと過ぎだったし、体力的には大丈夫そうだったので、そこから南へと下ることに……

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

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如月 ローズ
文章も書く、ソムリエ料理研究家
岡山県のスーパーマーケットで販促のお仕事をしています。社内での講師を中心に酒と食の楽しさをお伝えしています。
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