自分をアゲて行くのは自分

王禄とともにいただく夕食

さてSNS医療のカタチTVのために取った連休ではありますが、それの時間は一日3時間×2日。
当然、それ以外にも色々ありました。

ブチ上がった夕食 

昨日の記事で書いたように、我が家に王禄がありまして。

と、言いたいところですが、微妙。あっ、病気の方はまぁ、うん、大丈夫。なのですが、忙しくしていました。っていうか、疲れてた(笑) 初め...

なにせ、昨日は休み、今日も休み、予定と言えばSNS医療のカタチTV2021だけ。ということで、夕食はめちゃくちゃ気合の入ったものとなりました。

タイトル画像はその写真。メニューとしては、左端から時計回りに牛すじ煮込み、きゅうり酢(みょうが入り)、王禄、ハマチのハラミの刺身、左下に回ってめかぶ、温玉、真ん中へしこさば。王禄を買えるお店が近くにあったことに感謝して、酒器は佐香神社の蛇の目です。

いやぁ、美味しかった。一番「これ、合ったなぁ」と思ったのは、真ん中のへしこさばでした。さばと、ぬかの香りに負けることのない王禄の風味。今の部屋になって、オーブントースターも新しく買い、これで焼くとめちゃくちゃ焼き魚が簡単なことに気づきまして。

今まで使っていたオーブンレンジ(これも引き続き使っている)は火力が弱かったんだなぁとあらためて感じたので、最近はそちらはオーブン機能はほぼ使っていません。

ガスなのでグリルもあるのですが、そちらは焼き加減が見えないんですよね……オーブントースターだと、焦げ目付いてきて、油がじゅわじゅわしてきて……というのがしっかり見えるので、ジャストな焼き加減にすることが出来るのがいいです。

やっぱり色々考えた

それと、SNS医療のカタチTV2021です。昨年もいろいろ考えたのですが、やっぱり今年も色々考えた。あと、昨年は一日だったので、最後の方、気力が続かなかったのですが、今年は二日間だったので昨年よりはもう少し、じーっと考えながら聞けた時間が多かったかな、という気が。

まぁそうは言ってもですね、無事にオールで見れたわけじゃなかったのですが。

https://snsiryou.com/

初日

昨日書ききれなかったアクシデント。それは始まりと同時でした。

そもそもが、ですね、始まりが5分ずれたんですよ。開始が、遅れたの。時間きっちりにはなんとか滑り込みで、PCのこちら側で、気持ちは正座で待ってたんですけどね、始まらないんです。うぉーってじれじれしてて、5分遅れますってのがあって。

浅生鴨さん出てきて、「あっ、始まった!」とか思いながらチャット欄にぱちぱちぱちとか入れてたらですね、鳴るわけですよ、仕事スマホが。

うそだろ、このタイミングで!? と思ったら、お店から。びっくりして、すぐ出たら、発注のデータが作れないっていうお店の担当者の方からの泣きそうな電話。
とりあえず、話を聞いて、すぐさま本社へ出社することにして。

まぁ会社に行って、リモートでつなげてみたら、復活したようで、ちゃんと発注流れてたんですが「まだ終わってない」とのことだったので、終わりまで見届けて帰ってきました。家に着いたら13:57。ほぼ、一時間、見逃してしまいました(まぁでも今日の午前中、アーカイブ見ましたけどね)

で、その後見たわけですが、壇蜜さんのコメント力がすごい。
元々、ちょっとした言葉の端々に「思慮深さ」みたいなものを感じる人だなぁとは思っていたんです。それはあの少し落ち着いたというか、(多分あえて)舌ったらずに質問的なことを差しはさみながら入れる言葉のテクニック的なものというか、そういう所もあるのかな、などと思っていたのですが、いや、中身も深かった。

適度にユーモアも入れつつの、場の雰囲気を読みつつも、こう、すーっと核心に迫る、という感じ。

多分多くの方が今回の放送を見てネットに上げられていると思うのですが、頭がいい人なんだな、という……

おやつ

それと、私的にはこういう番組を見る時に、おやつって大事だと思ってて。

初日のおやつは、これ。重慶飯店の月餅。ちなみに二日目の今日は、マリトッツオを食べたのですが、ちょっと上の空だったので、写真を撮るのを忘れていました。

なんでおやつが大事かって言うと、考えすぎるのを、強制的にちょっとストップさせてくれるんですよね、食べることって。リセットがかかるというか。

あと、気分がアガる、というのも、もちろんあります。

今日のハイライト

今日の一番のお目当ては、昨年も大きく感銘を受けた「宗教と医療」です。今年も、住職さんこそ変わられましたが、たらればさん、おかざき先生、ヤンデル先生。

テーマは「死はわからない」でした。うーん、なんかね、……どうなんだろう、ここでさらっと書いていいものかな、まぁいっか、多分今まで書いてないと思うんだけど、私は昨年一年、ずっと籠ってて、時々自分の死ぬ時のことを考えてました。

なんかね、あるかないか分からなかった「老後」を、どうも迎えられそうだな、という気がし始めた時に、その先にある「死」を、ひょっとして自分で決められるんじゃないの? というか。あっ、自決、という意味ではないですよ、「老い」ることが出来そうだ、ということはその先の「死」もひょっとして選べるようになったってこと? って。

それまでの私は「あるかないか分からない老後」は、すなわち「自分では選べない死」という感じだったんですよ。移植を、乗り越えられなかったとすれば、その時に来る「死」というものは、おそらく私にとっては「選ぶ余地のない死」だろう、と。伝わってますかね。

でも、どうやらうまくやれば「老後」を迎えられそうだぞ。しかも最後も自分である程度選べるかも知れない、と。

理想の終わり方

もちろん、それを決めたからと言って、その通りになるとは限らない。っていうか、まぁ肝臓調子悪いらしいし、心臓だって「まじかよ」ってなくらいには、時々調子悪くなるし(でも別に、ニトロ飲んだりするほどじゃない。ただ「来てるな」ってことがある程度)

ただ、それを考えられるように(メンタルが)なった、ということは私にとって、移植してよかった、ということの最たるものです。

理想はね、90の誕生日を迎えた後、そっからさきはいつでもいいんですけど(何歳でも、ってこと)ある程度気候のいい時期(すこし涼しい時分がいいな)に、一人暮らしで、きちんと身の回りのことも出来て、その日もいつも通りに、食べたいものを食べれる分だけ食べて、お酒も少し飲んで、お皿とかきちんと洗って、干して、「あぁ今日も美味しかった、楽しかった」って眠って、そのまま起きてこないで、翌朝ヘルパーさんに布団の中で冷たくなってるのを見つけてもらう。ってのです。

玄関入って「あら、如月さん、今日は起きてないのかしら?」とか思って貰って、台所で「今日もきちんとしてあるわ」って思って貰って、ベッドでちょっと驚かせて、救急車でも、警察でも、かかりつけの先生でも呼んでもらってる間に「なんか、如月さんらしい逝き方だな」って思って貰えるような。「本当に最後まで、一人で決めて、一人で行っちゃったわ」みたいな。

ま、理想ですけどね。理想。
でも、理想でそういう風に思っておけば、なんていうの、そのままでは行かないにしても、そんな感じで行けるんじゃないかな、って。

で、タイトルですよ。そういう風に生きて行くのは、自分で決めて、自分でそうして行くしか、ないんだなぁって。こんな風に生きたい、とかこんな風に暮らしたい、っていうのは、自分で考えて、自分でそうして行けば、まぁなるんじゃないかなぁ、って。

昨日の記事でも書いたハーゲンダッツを食べるとか。この記事の冒頭の「王禄に合わせた食事」とか。誰かがあてがってくれて、用意してくれるわけじゃない。

今日のライブの中で、死と向かい合うことは何か、みたいな話が(まぁテーマですから)すごく色々な考え方が出たんですけど、やっぱり「死」それ自体は分からない。でもその間際、寸前までの「生」は自分で決められる……はずだよな、と。

というわけで、健康寿命を延ばすことを、本気で一生懸命(本末転倒にならない程度に)考えたいなと思った今年のSNS医療のカタチTV2021 でした。

本日もお読みいただきましてありがとうございます。

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如月 ローズ
書くの大好きソムリエ&料理研究家。文章長め、肴多し。
現在岡山県のスーパーマーケットでシステムのお仕事をしています。
※(2019年11月より骨髄線維症治療に伴う造血幹細胞移植のため休職、2021年春仕事に復帰しました)
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